第133話 コロナ禍の成人式の晴れ着かな


 

 

 

 テレビのモニターには意気軒昂に着飾った若い男女ばかりが映し出されますが、その背後に、コロナ禍における新しい式のあり方の模索、それに伴い、たくさんのスタッフや関係者を動かしての場所やプログラムなどの設定のため元旦から出勤、以後も連日終電まで働き詰めだったのに、直前の緊急事態宣言発令で水泡に……。


 そんな行政担当者が全国の市町村にいること、どの局も報じようともしません。

 

 

                 👘

 

 

 台風予報下での登山の無謀を諫めたら、「はぁ? 山岳救助隊の人たちはそれが仕事でしょう?」と言い返された苦い経験を持つハナコは憮然として観ています。


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