「ゆっくりと咲く花」(乃木坂46)

 この曲は、容易には受け止められない。

 僕も全てを把握しているわけではないのですが、乃木坂46の二期生というのはドラマがあるようで、僕がそれを意識したのは、「乃木坂46のオールナイトニッポン」で新内眞衣さんが話している様々な話を耳にしてからです。他にも「将棋フォーカス」で伊藤かりんさんを見ていたり、佐々木琴子さんの話をラジオで聞いたり、そうやって少しずつ乃木坂46の中でも、二期生を知っていきました。

 その波が一番大きくなったのが「アナスターシャ」で、これは本当に感動した。それからまだ数年なのに、ついに二〇二二年の四月には、グッと顔ぶれが減っていて、だいぶ切ない。

 乃木坂46の二期生がどういう存在かは、表現するのが難しい。その一つの表現が「ゆっくりと咲く花」という表現かもしれない、と思う。あまり勝手なことを言えませんが、二期生ってかなりタイミング的に難しかったはずで、三期生、四期生とはちょっと違うように受け止められたんじゃないか。その難しさ、苦労とか、それを跳ね除ける努力が、まさに「ゆっくりと咲く花」なのでは。

 僕は乃木坂46の色々な活動の中でも、ラジオで触れることが多くて、その中でも「乃木坂46のオールナイトニッポン」での新内眞衣さんの印象がすごく強い。なので二期生のことはその一点でもちょっと特別で、その特別さは、三期生、四期生、そして五期生とも違う、独特な特別さを感じています。

 いつか、二期生の全員が卒業してしまうというのが、すごく怖い気もして、それはどうしてか、一期生が全員、卒業してしまう未来より、怖い。何故だろう? うーん、これこそが愛着、親近感なのか。

 乃木坂46の二期生は、強い。そういうことです。強いんです!

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