「サヨナラの意味」(乃木坂46)

 さよならにはなかなか、強くなれないんだよなぁ、と考える自分がみっともなく思える。ありとあらゆる場面で、ありとあらゆるものとお別れしてきたけど、慣れることはないし、必ず痛みとか、悲しみ、切なさみたいなものと直面する。

 不思議な感覚ですが、今、この瞬間には、「今」がいつまでも続く気がしていて、それはまったくの錯覚なのですが、これを疑っていたら、何もできない。今の積み重ねが未来なら、少しは救いがあっても、未来はわからないし、失われるものばかり目について、何が身についているかはわからない。

 誰かに何かをしてあげられたか。誰かに何かを与えられたか。誰かから差し出されたものをちゃんと受け取って、糧にできたか。そんな栓もないことを考えてしまいますね。

 後ろ手でピース、してみたいよなぁ。

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