「三番目の風」(乃木坂46)
この曲は三期生の曲なのですが、すごく強い、前へ前へ突き進むような曲で、聞いていると力をもらえます。
一期生、二期生が積み上げてきた歴史から、さらに一歩も二歩も前へ進もうというメッセージが全面に出ていて、そういう先輩との関係性みたいなものが面白くも感じます。今の乃木坂には四期生、新四期生がいて、三期生も後輩でありながら、先輩になったわけで、この曲を聞くといずれは三期生がグループを引っ張っていける確信が持てる、その力強さが頼もしいです。
この曲の歌詞は、世界観、情景よりは、強いメッセージが印象深いです。僕の中での音楽は、歌詞から立ち上がってくる世界、情景、光景が大きな意味を持ってくると、評価がガラッと変わるのですが、この曲から感じる風景は、アイドルが走り出していく、みたいな様子です。女の子たちが坂道を、風のように駆け上がっていくような景色ですね。そのフレッシュな感じ、初々しくて、キラキラした笑顔をどことなく連想させるのが、この曲の歌詞世界です。
僕がこの曲を初めて聞いたのはラジオからで、聞いた瞬間から「強い!」という感想でした。乃木坂46の中では少し珍しいような気もしますが、本当に気がするだけで、意外に近い曲があるのかな?
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