第36話 性同一性障害の同性愛者

LGBTという心身の性の話題なんだけどさ、そんなに攻めた話はしないです。私の性スタンスみたいなのを話すなら、多分普通に男性を好きになると思うんだけど、女性とも恋愛出来るかも知れない…って感覚がずっとある。いや、他の異性が好きですって人に思うんですけど、素敵な同性に気付かない・出会えていないだけかも知れないよ?出会ったら恋しちゃうかもよ?って思っています。


何と言いますか、自覚無きバイセクシャルかもよ?って話です。これはうちの姉ちゃんがバイセクシャルで、「愛せる人に歳や性別や人種なんて関係ない」というアガペー(無償の愛)みたいな考えを聞いてから作り上げられた考えです。因みに反対する人たちの気持ちが分からないです。だってLGBTの人達が権利やらを主張した所で、あなたはノーマルなんだし、規制が起こるわけでもないから影響のないじゃないと考えている。


*少し、内容は伏せながら話します。*

仕事の関係上、何人かLGBTの方とお会いした事がありますが、会って話を聞いてみたい人がいて、知り合いを通して向こうも私と会ってみたいという了解を得られてたので会ってきました。その方は見かけは女性だけど心が男性。だけど男性が好きになるという珍しい性同一性障害の方でした。スタバで最初に軽い自己紹介をした後に、暫くは好きな食べ物とか、全く関係ないような話をずっと続けていました。その後、ちょっとそういった話をしました。


その方は最初は自分は女なんだよなぁ…?という、疑問を持ちながら過ごしていたそうです。だけど中学辺りから段々と自分の心と体が違う事を強く意識するようになったそうです。だけど、男の人が好き…。これはやっぱり女だから?という葛藤があったそうです。高校の頃に思い切って新宿2丁目に行ってみて、自分が何なのかを探しに行ったそうです。そこで色んな人達と関わりを持って、自分の性スタンスに気付いたそうです。


その方は現在も体は女性のままで過ごしています。もし、機会があれば体を男性にはしないのですか?という聞きました。「見かけだけは男性に近くなりたいよ。でも生殖器はそのままにしたいと思っている。素敵な男性と付き合えて、もし可能なら子供を作りたい。」と答えてくれました。素敵な人と巡り合って欲しいなって思いました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る