第15話 クローズ(完)
最近クローズを読んでいるという話だったが、全26巻を読破した。戦う漫画というと能力物ばかり読んで来たので、リアル寄りを楽しめないんではないかと遠慮していたが、夢中になって読むことが出来た。リアル寄りの格闘漫画がどれも同じ形を取っているのか分からないけど、クローズはあんまり覚醒が無い漫画なんだなって思った。強い奴は強い、弱い奴は弱いままみたいな。技を覚えたとかそんなのもなく、純粋なステゴロ。
ここまでの不良は私が学生時代の時には居なかったけど、不良の喧嘩と遊びと友情に溢れた青春ってのはこんな感じだったのかなと、クローズの通りならちょっと羨ましい気がする。なんてか、ありのままで開放的な感じがする。自分はウジウジの影キャだったので、ここまで正直に自分をさらけ出して貫いている人ってのに憧れてしまう。でも、お兄ちゃんの中学時代とか見るとほんとに悲惨だったからこんな現実ってないのかも知れないね。お兄ちゃんの黒い制服をお湯につけると真っ赤になって行くんですよ。やってやってやりまくった世界だったんだなと思う。
だってお兄ちゃんと言い合いになると「明日美…俺は加減をしないと決めてるんだぁ…。」って最終警告が入るんですね。スズメバチが顎をカチカチ鳴らすのと一緒ですね。そこでも納得出来なくて言い返したりすると、玄関のドアごと外に蹴り飛ばされてボコボコにされるんですね。そんな事をされても懲りずに喧嘩とかするし、遊びとかに付き合って貰ったりしてるんで仲は良いです。次はどうしようかな…このまま「QP」とか「WORST」も読もうか考えています。
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