第12話 詩の事であれやこれや

久しぶりにビーレビという詩サイトに作品を投稿した。確か…6月?は選考委員になって気合入れまくった結果、暫く他人の詩は良いや、自分のだけに向き合おう…って以来なので、投稿は3か月ぶりになる。とあるツイキャスで「てか、そもそも疲れるもんなんすかね?」と言われているのを聞いていたけど、実際に私は疲れた。自分の悪い所だと思う。本当は評価が低く完璧主義な気質がある。他の選考委員の方々は私よりも遥かに詩が読める集団で「は?お前何やってんの?」となるのが怖かった。引き受けたからにはちゃんとせねばと思っていた。気に入った良いと思う詩には極力コメントを入れるようにしていた。5日ごとにこれまで投稿された詩を読み直していた。「いや、これでも疲れないでしょ?」と言われたら…そうだなぁ。自分でプレッシャーやハードルや責任を上げ過ぎたなと思う。もっと力を抜けば良かったんだと思う。勝手に追い込まれてたけど楽しかったなと思う。


今作っている詩集のテーマは自分というものをどれだけ抜き取れるかだ。色んな詩サイトの色んな詩の気に入ったフレーズを2600程だが拝借し、適当に数字を書いてそこに書かれている文章を繋げていくという詩だ。2600フレーズ、番号選択、不自然すぎる部分の補強や修正、それ以外は自分というものを排除している。作者の気持ちだとかそんなものを取りた詩を作成出来ていると思う。だが、矛盾を感じている。誰かの書いた言葉だろうが集めれば自分の言葉なんじゃないか?結局、オリジナルって存在すんのか?という疑問だ。現在、殆どをこの作成方法で行っているが未だに答えが出ない。恐らく、100作迎えた時に答えは出ないような気がする。でも、このやり方は楽しいので100作目指して頑張りたいと思う。


実際にやるかは分からないけど、実は次のテーマも決まっている。言葉は繰り返されると意味が崩壊するらしい。世間ではそれはゲシュタルト崩壊と言うみたいで、やった事ないけど「辛い」と書きまくれば今の辛い状況が分かんなくなるんだって。でも諺の様に現代に語り継がれてる系は意味を保って重さもあるよね。ミニマルミュージックは最小限の音を繰り返すけど心地いいし、テクノになると段々と音を足して行って厚みのあるダンスミュージックなるよね。はい、リフレインをテーマにしたい。なんか薄っぺらの軽い文章になりそうな気がするけど、諺やテクノの様に重さと厚さを作る事は出来るのか挑戦したい。だいぶ前に言語テクノだと!詩を書く知り合いに披露したけど余り良い反応は無かった。だけどやりてぇと考えている。それを試しにビーレビに投稿してみた。個人的にはこんな形で書けると理想ではあるんだけどね。http://seasidejetcity.blog34.fc2.com/blog-entry-959.


でもどっかに気持ちとしてTMGEのカサノバスネイクのようなロックを出していきてぇな。ダスト・バニー・ライド・オンみたいなのね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る