第7話 テキストやデジタルへのデトックス

散々言って来たが今日で私はツイッターを辞めた。ビーレビという詩サイトで尊敬する方と出会い、その方が詩集を出していると知った。そしてその詩集が手元に届いたので、退会を決意した。退会の理由は自身の日頃の行いでと最悪の形だが、これでスッキリ辞められる。


別に辞めずとも嫌な思いをさせた人との関係を断絶し、私がネットでイキったとしても発言が一切入って来ない設定にし、こんな私でも親しんでくれる人とだけ関わる付き合い方をすれば良いと考えたりもした。そうやって開き直る事って簡単だけど、この先の人生でまた自分が原因で誰かと揉めた時、反省や改める事を放棄しまくって更に性格の捻じれた人間になると思う。憎まれっ子世に憚るとは言うが、私は繰り返し憎まれても平気な心は持っていないし育たないと思う。だから変わらなければならないのだ。その為にツイッターを辞めたのだ。


ツイッターに掛けている時間を断つ事で、急に増えた時間を有効活用するのは大変だと思う。またツイッターしたいよーとなっちゃうかもしれないが、完全にアカウントが消去され、その後も暫くは耐えていきたい。きっとこのテキスト・デジタルデトックスを行う事で、心身の健康や習慣、性格や運命がもしかしたら変わるのかも知れないと期待している。円を描くような1年から階段を上がるような1年に出来るのかも知れない。


私は朝起きて布団の上でツイッター、暇な時にツイッター、何かしながらツイッター、夜も寝る前にツイッター、出勤や退勤の時にツイキャスをしたり聴いたり、これから寝ようという時に子守唄代わりにツイキャスを聴く。数分~数時間も毎日欠かさずにしている。これは義務でもないのにそうしている。最早中毒、強迫観念からそうしているのかも知れない。これがなくなった事でカクヨムや詩への活動、運動や趣味の上達、余計な事に感情や思考を巡らせることも無く、早寝早起などの生活改善が出来るようになるのかもね。なんにせよ、この判断が人生のプラスに働くことを願う。モノを持ちながら変われるならそうしたかったよ。だけど私はそこまで抱え込める程の能力がない。だから変わる為にはある程度のものは捨てなきゃいけない。そして新しく取り入れる事で新しい自分を目指すのだ。

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