わたしまみれ

上田あっすう

第1話 三十路の処女爆誕

8月18日に私は30歳を迎えた。20歳の頃は世間的にも若造ではあるが大人として見てもらい煙草やお酒、選挙も行ける様になって、大人になったんだなと感じられたけど30歳というのは私の場合であるが随分とアッサリと迎えた感じだ。私の中では30歳になった事に希望も悲観もない。うああああ!20歳!のようなキラキラ感はなく。数年前の風呂に入ってる間に年を越した時の感覚だ。「あ…新年だは…。」みたいな奴。


周りも別に30歳を迎えた事に大したおめでとうもない。もうそんな扱いをする年齢ではないのだろう。この事から思うのは多くの人や物は古くなると大事にされないって事だ。何か偉業を継続すれば賢人や人間国宝、ノーベル賞なんだろうけどね。

状態が良く歴史を語るものならば価値が付くのだろうけどね。何だか偉くも立派でもない歳の取り方をしそうだ。


何だか暗い事を語ってしまったが、どっちなんだと言われたら”まだ”30歳なので前向きだ。なんか仙台の母と言われる占い師さん曰く、私の人生は30歳からフィーバーらしいのでそれを期待している。てか、10代と20代は楽しい事も有ったけど事故やケガ、病気になったりと波乱万丈な所があったのでフィーバーしてもらいたい。私は楽しいアトラクションな人生を歩みたいのだ。勿論、待つだけでなく下手なりに動いてみたいと思う。


そして私は結局、30歳のまま処女を迎えた。スティックのりを突っ込まず今もいる。マジのヴァージンロードを走っている最中だ。結婚式のヴァージンロードは嘘つきだと思っている。初婚で歩く花道的なものと理解しているが、実際は恋人の段階でセックスしているのが大半なのでヤリチン・ヤリマンロードと私は思っている。もう実際に改名したら良いと思う。時々この処女を悲観してしまう事はあるが、もうこの際だから理想的な授け方をしたい。きっと勢いがないと本当は行けないのだろうね。酔っ払ってお持ち帰りされちまった方が良いのだろうけど、それは間抜けなので何時になるか分からないが、現われるであろう素敵な人を待とうと思う。


別に好きな奴と絡んで好きな事を言って、気に食わなければ無視なりブロックをしてSNSをやれば良いと思っているのだがそれじゃ駄目な人がいるらしい。そして、私はその人に迷惑を掛けているそうだ。別にお互いにブロックして好きなもん同士で交流すれば良いと思うんですけどね。なので、こちらの方に日記を書くことにした。元々、SNSは日記勢だったので此処で好きにやって行きたいと思う。この日記を書いている段階ではまだツイッターをしているが、ある詩集が届いたら退会しようと思っている。ツイキャスもどうしようかな?それは考えている最中だ。多分、今のアカウントを消して本当に近しい人だけに教えてみたいな感じになるかも。分からんけどね。取り敢えず、私は暫くこっち側の世界で頑張ってみようと思っているので、わざわざ私を此処まで許せなーい!ってやる馬鹿はいないと願いたい。


ツイッターは良くも悪くも情報の塊なので、それで不健康になったりしてる人、いらん苦労をしている人がいるならば辞めた方が良いと思う。アンインストールしてなくなる世界に振り回されてるのは情けないし、時間を費やしているのもどうかと思うしね。これは勿論、自分に対しても言っている。ってな訳で、ボチボチと頑張りたいと思う。

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