第360話 ママ、義理の父母へ還暦のお祝い・酉の市
酉の市についてお話をしたいと思います。
先日、義理の父から、来年還暦を迎えるので、熊手と羽子板が欲しいと夫が言われました。そこで、昨日、12月29日に近所の酉の市に病院の帰りに行って来ました。実母とは、遠方の病院も一緒に孫と行って貰って、酉の市にもついて来て貰いました。
夫に訊きますと「予算は2万円」との事でした。お金は実母から借りました。多分、義理の父が払うと言うかも知れませんが、金額はご祝儀も入れて、嫁の胸の内に秘めて置きます。そうすれば、夫は、「俺は金額を知らないから」と言えるでしょう。
酉の市に行って、先ずお手洗いに行きたかったのですが、お手洗いが見つからなかったし、取り敢えず選んでからと思って我慢していました。何の店よりも先に熊手を見ました。五軒ありました。
手前の店に入って、直ぐに、私が選んでいた熊手は、真鯉と緋鯉がいたので、意味は違うけれども、ゆうちゃんとひなちゃんだと思ってくれればいいと思い、おかめさんのお顔も良い笑顔で、長寿を意味する物が鶴や亀等様々あり、松に梅、目出たいの鯛、農家にも嬉しい米俵等がありました。
「何円だ」とケバい店のオバサンに言われて、不服でした。「今来たばかりなので、今は決め難いです」と言ったら、「他の店もさっさと見たら良い、負けて上げない」と言われ、ケチが付きました。
別の店で、デザインのとても良いものを見付けたのですが、売約済みでした。同じ様なのも第一号店から何号店迄買い占められ、本社の迄もありました。私が、「好みが似ているのですね」と言って、残念乍、第一希望は断念しました。「一個位交換しますよ」と店の方が仰って下さったのですが、「お気持ちはありがたいのですが、先に買われた方の物ですから」と言って去りました。
色々見た挙句、元の真鯉と緋鯉の熊手を買いました。夫の両親の名前を書いて貰い、実母の会社のとは別に、三本締めをして貰いました。
夫がひなちゃんをあやしていた車に熊手だけを持って戻りました。もう一回行って、夫嘱望のたこ焼きとゆうちゃんのアンパンマン綿飴を買って、又、戻り、トイレを見つけたので急行して、車内に戻りました。実母を送って、自宅へ帰宅しました。
その後、育児家事に追われて一日が過ぎました。
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