前作『天狗のリドル』の続編。祖父の日記にあったなぞなぞの答えを求めて、主人公は遠野へ出かけます。遠野といえば河童ですが、もう一人(?)有名なあやかしがいます。日常のエアポケットからすくい上げたような、「すこし不思議」な物語。
Webで小説を書いています。書籍化作品は『天ノ狗(アメノキツネ)』(光文社キャラクター文庫)。個人レーベル「フラニカ書房」で同人誌を作ったり。 伝奇、レトロS…
民話の地であり、河童淵のある遠野が舞台となっています。この作品は、是非登場人物に着目して読んでみてください。ラストに繋がっていきます。
今から遡ること約30年前、大学時代の友人4人と列車で旅行し、35℃代の低体温人間の私が40℃を越える発熱で寝込んだ因縁の場所、遠野。発熱で意識が朦朧とする前のことはあまり記憶に残っていないが、それで…続きを読む
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