冒険者、初めての町で
リグー町
町の入り口、テンプレのように門番に止められる事もなく、町の中心にある冒険者ギルド前。
門番に止められなかった理由はヴィルが袖の下を渡したからだった。
(テンプレ回収のために、ちゃんと仕事しろよ!・・・あ、ちゃんと仕事をされたら今頃俺は・・・うん、これでいいのか!!)
リーグのギルドは3階建て、この町で2番目に大きい。
(ギルドと言えば三下が絡んでくるのがテンプレだよね!!!楽しみだーーーー!)
ギルドに入るとラノベと同じで、酒場もあり何人かの冒険者が飲んでいた。そんな中、受付でヴィルが受付嬢に話しかける。
「討伐依頼を完了した、それとこいつの冒険者登録をしたい。」
「はい、畏まりました・・・え?この子?」
受付嬢の目が大きく見開き俺を見る。
「未成年は冒険者になれませんよ?」
「俺、15歳だけど?」
俺がそう答えると受付嬢が顔を近付けて。
「嘘はダメよ、これを使ったらすぐに分かちゃうんだから。」
と言うと、机の横に置いてあった水晶を取り出してきた。
「これで、名前、年齢、犯罪履歴が判のよ、今のうちに正直に話した方が良いわよ。」
「これ、触ったらいいんだよね。」
俺はそう言い
「うそ!!!」
ギルド内に響き渡る音量で驚かれた、
何人かがこなたに視線を向けてきた。
「貴族様、年齢も。」
「平民でも名字が使える国から来たんだ、年も犯罪履歴も大丈夫でしょ。」
「は、はい、すみませんでした、ではこれを読んでいただき、良ければこのプレートに血を一滴垂らして下さい。」
ヴィルは討伐部位を渡し、俺は右手人差し指に傷を付けプレートに血を一滴垂らした。
するとプレートに文字が現れた。
「これで登録が終わりました。」
言いプレートを渡してくれたと同時に。
「何か騒がしかったが何かあったのか?」
受付の奥から40代の男が出てきた。
「ギルド長、私がビックリして大声が出てしまいました。」
「気を付けろよ、ん?★2の片翼の翼じゃねーか、良いとこに来た、すまんが上に来てくれるか?」
顔を知っていたのかそう言はれたので、言われた通りに歩きだすと。
「すまん、全員じゃない、★2の2人だけだ。」
「悪いがそこの酒場で、時間潰してくれ。」
ヴィルが懐からお金を渡した。
俺はそれを見せもらう序でに、価値も教えてもらった。
『この世界の金が日本円だったら』
白金貨・・・十億
大金貨・・・一億
金貨・・・一千万
小金貨・・・百万円
大銀貨・・・十万円
銀貨・・・一万円
小銀貨・・・千円
大銅貨・・・百円
銅貨・・・十円
小銅貨・・・一円
(ヴィルが渡してくれたお金は大銀貨だった、時間つぶしでこんなに!お金も持ったので三下さ~ん、出番ですよ~)
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