息子のおませ事情

 私の5歳になる息子は、保育園で結婚の約束を交わした相手がいるそうです。


 私「お名前は? 私が知ってる子?」


 息子「セシリア。」


 うーん。知らない。お迎えの時間がズレたりすると、接点がない子もいます。


 息子「セシリアはね、チャーリーとも結婚するの。」


 ん? チャーリーは知ってる。同じ保育園に通う男の子で、ご両親とも何度か会ったことがあります。


 夫「それは二重婚といって、オーストラリアじゃできないよ。」


 その後、一夫一婦制について、5歳の息子に真面目にレクチャーしていた夫が印象的でした。


 それにつけても、セシリア、やるな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る