日々短編
あつべよしき
冒険草子
春は
夏は夜。月が中天にあがると闇はさらに深くなり、闇の奥からおどろおどろしい魔物たちが次々と現れた。神官が放つ光魔法は絶大な効果を発揮し魔物たちを一掃した。光魔法の残光と灰になる魔物たちを見ながら、これ俺たちいらねんじゃねーか?と旅の仲間達でともに存在意義を問うたのもいい思い出である。
秋は夕暮れ。旅の疲れを癒すために立ち寄る街や村を囲む田畑がもっとも美しい時期である。命からがら乗り切った冒険の後に飲むビールほど美味しいものはない。宿屋の固いベッドの上で次の冒険をどうするか仲間たちと相談するのは毎度心躍ったものだ。
冬は
冒険の思い出はすべて忘れがたいものばかりだ。
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