旧約・転移と狼少女と
秋雪 こおり
弌部 狼少女と転移青年
空章 プロローグ
弌話 夢と未来と
俺は突然興味がなかった「ケモミミ少女」が出てくる夢を見た。
汚れた欲望を持つ事の多い思春期ぐらいの男子には少々刺激の強い内容だった。
主従契約だの“キス”か“えっち”を迫られるなど…
奴隷趣味まであるのかと呆れる。
俺は「
高校入試では全国最低水準の成績になっている気もするが…定員割れのおかげで助かった。
そして今日から
勉強をしなければ留年はほぼ確定。
そんな留年→退学処分(学力不足)の未来を変えるべく俺は図書館に向かった。
そして事件は起こる。
…俺は図書館に向かって…ここは?
周囲は暗く、何一つ見えない。
しばらくして、いかにも犯人な男がやってきた。
男は厨二病の副産物であるような呪文を唱える。
すると俺がいる床が光る。
男が呪文を唱え終わった瞬間、目の前が光りに包まれた。
俺は…死んだのか?
いや、死んだらこんな風に考えることはできない。
クラスメイトにラノベとゲームに精通したオタク系イケメンと話していたときに聞いたことがある。
異世界転移…
絶景が目に入る。
確信した。ここは異世界だ!
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