3650回目の「死にたい」、への応援コメント
「死にたい」で2人はようやく繋がったんですね。
サッと読んで素敵な愛のお話だと思ったのですが、後からどうしてもこの「死にたい」が強力な呪いのように思えてきました。
彼は彼女に恋をしていなければきっと3650回目に死んでいたと思います。もしかしたら隠喩的にこの日、彼のどこかが死んで(麻痺して)しまったんじゃないかとも思います。
彼も彼女も「死にたい」に依存していて、一緒にいる程、考える程不幸になるのに、だけどやっぱり…というどうしようもない気持ちを、こんなに短い文章で突き付けられるのは本当に凄いと思います。
ちなみに私は『僕は僕のために一語も発せられない』という生々しい言葉が1番好きです。もし彼が本当に生きているなら、彼にはもっと馬鹿に、不真面目に生きていて欲しいなと思いました。
作者からの返信
瞳さん
コメントありがとうございます!
「死にたい」が愛の言葉と言う方も居ます。が、同じように呪いの言葉でもいいように思います。
もしも『僕』がまともな神経をしていれば、死んでいたように思います。まともじゃなくさせるのがきっと『恋』や『愛』なのかなとも思います。
多分全部の回路が生きている人間(幼少期を除く)は、居ないんじゃあないかなあとも思ったり。
とにかくコンパクトに抑えないと意味ない文字の羅列になってしまうなあと思ってギュギュっとまとめあげたので、『短い文章』と言及してくださり嬉しいです。
>僕は僕のために一語も発せられない
生々しいですか。良かったです。心を込めました。
『僕』への言葉ありがとうございます。
仰る通り、もっと馬鹿に、不真面目に生きて欲しいですねぇ。そして……生きたいですねぇ、我々も(笑)
でも生きられないんですよねぇ、お互いに。
3650回目の「死にたい」、への応援コメント
「彼女」がつぶやく『死にたい』が「僕」の『生きたい』につながっているような気がしました。
ほんとうの恋愛小説だと感じました。
美しいです…
作者からの返信
naka-motooさん
コメントありがとうございます!
なるほど。確かになんとしても生きなければいけないですもんね。
そのように解釈して頂けて、幸せです。
ほんとうの恋愛小説。もったいないお言葉を、ありがとうございます。
編集済
3650回目の「死にたい」、への応援コメント
読ませて頂きました。
最後、彼の納得の仕方(語彙力なくてすいません)
非常に好きです。
言葉としては月並みだが、ずっとその言葉を聞き続けた彼だからこそ、説得力がある。
企画としても優れていると思いました。
追伸
返信ありがとうございます。
ちなみに「企画」という言葉を使ったのは、どこか広告的だなと思ったからです。
たまにコピーだけでなく、文章で出している広告がありますが、そういった事にも応用できそうだなと思ったからです。
「死にたい」から始まる広告なんて、まずありません。
小説的にどうかは僕も素人なので全くわかりませんがw
人目を引く事は確かだと思います。
作者からの返信
よしのさん
コメントありがとうございます!
良かったです。
小説と言うよりは日記やメモ書きに近い筆致で書いたので、結構淡々としていて、最後の『彼の納得』は読者の方に伝わるのか不安だったので、こうしてコメントを頂けてホッとしております。
この書き方自体小説としての賛否が分かれそうですが、「企画としても優れている」と言う言葉を頂けて救われた思いです。
編集済
3650回目の「死にたい」、への応援コメント
素晴らしい——感想は、この一言に尽きます。死への願望の言葉が、永遠の愛を誓う、そういう言葉に聞こえました。3650回目の正解、そんな言葉が脳裏を掠めました。
作者からの返信
刈田狼藉さん
コメントありがとうございます!
死にたいと願う人の傍にただ居るということは、多分愛がないと出来ないのかなあと思いまして。
ここに重ねた「死にたい」が、刈田狼藉さんの感想によって救われたように思います。ありがとうございました。
3650回目の「死にたい」、への応援コメント
コメント失礼します!
月並みな言葉ですが言わせてください!!
とても好みです!!!!
素晴らしい作品をありがとうございます!!
作者からの返信
新代ももさん
コメントありがとうございます!
賛否が分かれそうな作品ですが、新代ももさんの好みに合って良かったです。
こちらこそ、最後までお読みくださりありがとうございました!