SF苦手な人でももしかしたらいけるかもしれない作品です。
優しく柔らかい文体から紡がれるSFなのにどこか懐かしいノスタルジー溢れる世界が独特な空気感を持っています。作者のかたの繊細さと優しさが伝わってくるようです。ルナリアンが低重力下でひょろ長い、コロニー暮らしだから筋トレしないと、みたいな描写も個人的には好きです。
独特な世界観、それを構成する語彙の選択がとても素敵な作品。一文一文がとても丁寧に書かれていて、美しい作品だなぁ……とただただ関心するばかりです。