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「さっ……もう目覚めたでしょ?

 本当に遅刻するから朝ごはん食べて」


「わかった、制服に着替えるから待ってろ」


 妹が部屋を出るのを確認して、学校の制服に着替えた

 リビングに行くと妹が先にご飯を食べてた

 メニューは白米、卵焼き、味噌汁、ウインナーだ


「「いただきます」」

 

 妹が毎朝作ってくれている朝食を食べる


「今日も美味しい?おにぃ」


「うん、美味しいよ」


 俺は料理が出来ないので、作ってくれている妹にはとても感謝してる

 その意を込めて頭を撫でてやると妹は嬉しそうに微笑んだ


(あれ?制服が違うような?)


「制服変わった?」


「おにぃ、何言ってるの?

 私、おにぃと同じ学校じゃん

 あっ!確かに冬服から夏服に変わったよ

 それなんじゃない?」


「そうかな?」


「もう~まだ寝ぼけてるんじゃないの?」


 妹が呆れ顔でこちらを見ている

 目を合わせれなくて目を背けると、ふっと時計が目に入る……


「やべっ!マジでギリギリやん

 早くしなきゃ」


 ご飯をかきこんで俺は急いで妹と家を出た



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