皆さんはどう思う?

 とある動画を見て思ったこと。

 まずは下記の動画を見てみてください。


 youtubeのチャンネル「ロザン楽屋」より、動画「格差が広がってはいけない本当の理由」です。

https://www.youtube.com/watch?v=7BqybXTQ_qc


 格差社会と声高に叫ぶのは簡単だろう。

 でもその格差の中身についての議論ってどの程度為されているのだろうか?

 私が見聞きしている中でそれ程されていないと思う。

 もし、この事について議論している方達が居たら是非教えて欲しい。


 さて、上に紹介しました動画では、資本主義には格差が必要だが、その格差の開きすぎには注意すべしと、私は読み取りました。

 その前提でお話しをさせていただきます。


 例えば、会社の上司と部下がいるとしましょう。

 格差社会を無くそうと言っている方は、この二人に関係性をどうしたいのか?

 無くそうと言っている人達も恐らくこの上司・部下の関係性は格差では無い、又は、許容出来る物であるとする人が殆どでは無いでしょうか?


 おっと、この話の前に上司と部下の間にある差を定義しておくべきでしたね。


 まずは権限。

 命令系統に於いて上司は部下の上位者であり、会社という組織の中で上司は部下に対して業務上の命令権を会社から預かっています?与えられていますかな?


 次に給料。

 これは単純に上司の方がより多くの給料を貰っていますね。


 で、その上で上司は部下以上の責任を求められます。


 では、権限・給料・責任と並べた場合、この上司と部下の間に存在する格差はどの程度なのか?と考えた場合、それ程ないのでは無いか?とも思う訳です。

 前提として両者がキッチリと仕事を熟しているという前提でです。


 同じ会社に所属し、正しく立場の権利と義務を与えられていれば、そこに発生する格差は無い、若しくは許容出来る範囲に収まると仮定します。


 この仮定を元に、視点を国という物に移した場合、権限が義務、給料が権利、責任が政治によって行われた結果に相当すると思いました。


 であれば、本来であれば日本に存在する格差は許容出来る範囲内に収まっている状態となる訳ですが、現状そうなっていないというのが、格差社会を無くそうと言っている人達の意見なのかなと。


 実際、現実で理想全てを体現することの難しさというのはあると思います。

 ですが、なぜ問題として定義する程に格差が存在していると思う状況になるのか?


 私の結論としては、感情です。

 身も蓋もない言い方をすれば、感情を自制と言うかコントロール出来るかどうかでは無いのかと思った訳です。


 感情をコントロールして、定められた事を行う。

 人によってはこの時点で反発を抱く方もいるかも知れませんね。

 なので、言い方を替えましょう。

 感情をコントロールして約束を守りましょう。


 これらならどうでしょう?


 ただ、この約束を守りましょうというのは、その約束を守った結果、より人にとって都合の良い結果が出せる約束である事が絶対条件となると思います。

 が、その約束するという行為自体にも又感情という物が付き纏います。


 詰まるところ、何処まで行っても感情なんでしょうね。


 う~ん、ちょっと解りに難かったかも知れませんが、これが私が上記の動画を見ていて思ったことです。


 皆さんはどの様な感想…、感情を抱きましたか?

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