3回目 至れり尽くした

私は、控えめにしてみた。

王子の婚約者だけど。


王子が遊び相手が欲しいといえば、仲の良さそうな貴族令息令嬢にお願いしたり、

綺麗なアクセサリーを見たいと言えば、侍女に任せたり

私よりもおちつく、あの女の子が欲しいといえば、引き合わせて私はかくれんぼで消えてみたり


今は、卒業パーティー。

王族一揃いの大盤振る舞い。


王子は、私を呼びつけて叫んだ。


「なぜ、婚約者としてのh…」


「さよなら」


「話しはs」


分かっているわ。

断罪なのね


「ちょっt」


全部まで言い切らなくても、衛兵たちは分かっていたみたい。


私は捕えられ、動けなくなった。


「まったく、最後まで聞けと言っているのに」


「ごめんなさい。すみません。許さなくて良いです。舌噛んでいなくなります。んn」


「あ、cyっt」


私は…

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