6.最後をまとめるには

今回はプレゼンをする為の資料を作成する事が目的です。

これまで進めてきた内容で発表するには概ね問題は無いと思います。

しかし、最後にどの様に締めるかを決めないといけません。

会話などもそうですが、最後にどのようにして終わらせるか非常に難しいと思います。(話の終わらせ方について自分は常に悩まされています。)

これが物語を語っているだけなら、エンディングシーンについて話して終わるのですがレビューは物語を語る訳ではないので、クライマックスやエンディングの内容を語ることは盛大なネタバレになってしまいます。ではどの様に終わらせるのが良いのか?

例えば、興行実績や続編に触れるなどが良いかと思います。これは何も「この作品は続編が作られるほど凄いんだ!」と自慢する為では有りません。

これまでの内容を一度見返してみると、主観的で有る点が多いと思います。

「好きな点」は当然ですが、意外と「概要」や「あらすじ」も主観的な内容になっている事があります。

これは好きなものをレビューをする以上当然の結果と思います。

好きでなければ他の人に勧めたいなんて思わないのですから、レビュープレゼンの対象に選ぶことは無いと思います。(敢えて嫌いなものだった場合でも、やはり「自分はどれだけ嫌いだ」と主観的な内容になりますが)

それに対し興行実績などの話は客観的な事実に基づいた話になります。

その際には「1.作品を選ぼう」にも書きました「他の作品との比較」を行わない様に注意しましょう。

意外と見落としがちになりますが、「公開初週○位」や「動員人数〇〇人」と書く際に「××を抑えて(超えて)」と入れてしまう事があります。そうすると聞く人が「××」の事が好きだった場合、気分を害するかもしれません。

動員人数などの数字は頑然たる事実ですので、そこに腹を立ててもしょうがないとは思いますが、不必要に敵を作る事もありませんのでそこは気をつけたほうがよいでしょう。


さて、ここまで来たら最後のまとめです。後は深く考える必要はありません。

自分がこの作品の好きなところを短い文章にまとめたり、劇場公開中や動画配信サイトにて視聴可能であれば、その情報を伝えて終わらせると良いと思います。

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