僕といつもすれ違う女子高生が妹になった
ことは
第1話「すれ違う女子高生と義妹生活が始まった」
「先生さようなら!」
「おう、じゃあな」
僕は一人暮らしの高校生である。
アパートは高校に近いので帰る時は楽である。
前は実家で住んでいたので帰る時間が長い。
そんな理由で、一人暮らしを始めた。
帰る時は、本屋によって帰るが。
本屋に行く時 、いつもすれ違う女子高生がいる。
その女子高生は、僕と同じ本を読むこともあるし、なぜか動きがシンクロしている。
僕は、初めて偶然は怖いと思った。
土曜日のあの日、僕の部屋になぜかいつもすれ違う女子高生がいた。
僕の靴箱に、手紙があった。
「どうも秀明、多分お前の部屋に座っている女子高生がいると思うけど。俺再婚したから、お前妹できるから。あとその子お前のアパートで住むから」
手紙雑だな。
で、問題は.....。
「ぇぇえ!?なんで」
「ぇぇえ!?」
二人暮らしになっちゃった!
一人暮らしを楽しんでいたのに。
いきなり再婚とか、なんでやねん。
まぁ、俺シスコンだし大丈夫だけど。
シスコンだからって、ああしたり、こうしたりはしない。
変態的行動はしないから大丈夫だけど。
自己紹介しよっか。
「どうも、浅野秀明です。よろしくお願いします」
「どうも、茶柱唯華です。名字は浅野になります。よろしくお願いします」
話でもしよっかな。
よし、話題は.......。
「あの、誕生日はいつなんですか?」
「誕生日ですか?なんでですか?」
「ほら、家族になるし」
「そういうことですか!誕生日は、9月11日です」
同い年、しかも同じ曜日と日。
「僕は、9月11日なんだ。あの、何時に生まれたんですか?」
僕は、変な質問をした。
「8時11分です。母から聞きました。」
同じ時間だと、偶然怖っ。
そして喧嘩が始まった。
唯華が姉になるか、妹になるか。
お父さんが言ったことは適当である。
決めるのが面倒くさいから――妹になるよう。
「はぁ、ふざけんな俺が兄お前は妹だろう!!」
「何を言ってるのよ、私が姉で秀明くんが弟に決まってるじゃない!」
ムカつくこの女、何を言っている?
決まらないなら、これで決めるしかない。
「じゃんけんで決めようよ?」
「わかったわ。」
勝った!
僕が兄で唯華さんは妹に決まった。
残りはひとつ。
このアパートの部屋は一つである。
じゃんけんで決めるぜ。
「勝ったのは私、部屋は私のだ。お兄ちゃん」
ウザぁっ!
結局僕はリビングで寝ることになった。
そして日曜日を向い、僕は本屋に行こうと思った。
「秀明くん、私も行く。」
くん呼びかよ?
なんか、明兄とか兄さんじゃないかよ?
「わかった。鍵もってきて」
そして僕達は、本屋に行った。
僕と唯華さんは、ライトノベルが好き同士である。
「さてと、二巻ぐらい買うか?」
「あの、財布忘れてお金ないんで」
「お、そうか。どうぞ」
「素直だね。そこは、はぁあげねえよとかじゃないんですね」
そして本を買うことができた。
せっかくだしどっか行こっか?
「なぁ?どっか行く」
「昼飯を作る材料ないから」
材料を買いに行く時に、会っては行けない人と会ってしまった。
「浅野、その子誰?」
「河口さん?」
僕といつもすれ違う女子高生が妹になった ことは @Kotoha_315
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