第6話 魔法の王さま達の御話

「今でも 黒と白の国があったとされる地では

時々 白や黒の翼やら 長い耳や変わった形の耳の子とか両生体が産まれるけど

その姿を一部でも受け継いだ者は 長生きで 綺麗で ほぼ魔法が使えるよ」


と 長々と・・リア


「ふう~ん」ナジュナジュ

「古(いにしえ)のいなくなった人々 長寿で見目美しく

もの凄い魔法使いだった人達


白の国の方は 姿は天使か妖精のようで それに金髪碧眼で

幻獣を従える 不思議な呪術の歌とかあったらしい」


「あと 風や水の魔法で名を唱えられて

よく使えわれるのは 

半人半馬(ケンタウロス)の銀の髪の女戦士だったレグルスと白のリアンとか

まあ 水のアルテイシアとか・・」リア


「土の魔法も火竜王(サラマンデイア)の名を唱えれば 使えるけど

全部の魔法なら 全ての属性を持つ 闇に落ちたテインタルだけど」


「光や癒しの魔法でよく出てくる エイル・・エルトニアって

金の髪でオッドアイの美しいお姫様で・・

確か さっきの黒の王 火竜王アーシュランの最愛の恋人でしょう?


彼女の一人の為だけに 彼女の故郷 白の国を一度救ったって」


「結局 二人は どうなったの」ナジュナジュ

「ええと、確か 本には・・」と言いかけたリア

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る