第4話 お弁当は忘れずに&そして・・光の中から

「じゃあ アリステア先生を迎えに行くから ちょっと待っててね」

リアは 虫歯で苦しむ竜に向かって言う


うなずく竜

「気をつけてな!」竜


「お昼のお弁当は 山の中で食べようね」ナジュナジュ

「そうだね」リア

用意を整え 山道を歩くリアとナジュナジュとアシャアシャの三人



三人が出発して すぐ 竜の目の前に まあるい大きな光が現れる 白い光

「おっ!」驚く竜


光が消えるとそこには 一人の少女 変わった服装 古代の服の形


「う・・うんん・・」座りこけて 金の髪の少女は呟く  耳は猫耳ではなく 

少し変わった形 少し猫耳にも似てる

可愛らしい顔立ちで 瞳は 天上の深い青と金に近い茶色 オッドアイ


「あ、あの、もしかして 

まさかと思うのですが・・白のエルトニア姫・・?」恐る恐る尋ねる竜


「あ、言葉が通じる竜さん・・

うん そうだよ 僕は『エルトニア』 『エイル』だよ」

にこっと笑う美少女



そして こちらはリア達 ぽかぽかの春

青空で 心地よい季節、道ばたのお花も綺麗


「いいお天気だね」リア


「うん お弁当も持ってきたから 楽しみにしてて♪」ナジュナジュ


「デザートの焼き菓子もあるよ~ナジュナジュ兄ちゃんのお手製」アシャアシャ


「おおっ!それは楽しみ」リア

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る