男友だち
アキ
第1話LINE
朝起きると、なんとも耐え難い倦怠感と頭痛に襲われた。今日はバレー部の練習試合なのに。
体温計で測ると39℃もあった。これは流石に参加は無理と判断した私は、母親に言って学校を休む事にした。
その日はずっとベッドの上で唸っていた。たまにクラスメイトや気の合うグループ友達からLINEが届く事が度々会ったが、私が気になっていたのは、男子でも割と仲良くしてる真也から1度もLINEが来ない事だ。いつもなら登校前に1回はあっちから通知が来るのに。そういえば、今日は親戚の法事とか言ってたっけ。それで忙しくて連絡出来ないのかも。
そう気持ちは思ってても、なんだか心の中で燻ってる。私はグループの中でも仲良しな絢香にLINEを送った。
「あのさ、真也って今日どうしてる?学校来てる?😀」
そうメールを打つと私は少し気が楽になったのか、そのまま夕方まで眠りこけてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます