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ヨシタカはダンススタジオのそとにでて4人をまっていた.
4人がレオタードから私服にきがえってやってきた.
附属学校では制服は無料で支給されるが着るきないは自由だった.
制服は男子が紺の上下で上着はカラーとポケットに白のトリミングがはいっている.
トラウザーズはツータクコンフォートでハイウエストのベルトレスでナイロンのハイソックス カッターシャツはエリなしでカフスはダブルで樹脂製の校章のはいったカフスボタンに紺のボウタイが標準となっている.
女子は上は男子とかわらないが下はりょうサイドにスリットが入ったミニスカートで白のレースのタイハイソックスが標準で靴は男子が青のベロアのプレーントウ 女子が青のベロアのミドルヒールのパンプスが標準だった.
4人の私服はもうしあわせたようにオーガニックのアパレルブランドでニューオーセンティックをかかげるフォーミュラのボディコンシャスなフォーミュラ独特の強い光沢感のある白のミニのドレスに白のレースのタイハイソックスだった.
13才だがすでに平均身長165センチにシルバーのテーパードのミドルヒールのパンプスはひときわ目をひく.
ヒカリはストラップなしでうすはたの手こうをつけている.
マドカは浅めのバックレスでサヤカはハイカラーつきでそれぞれ少しちがっている.
ヨシタカは藤色でカラーが黒のきりちがえのタックスをドレスダウンして白銀のダブルカフスのピンホールに玉虫の細めのタイをしめていた.
スラックスは黒のツータックコンフォートのハイウエストのベルトレスで靴はムラサキのベロアのウイングチップをはいていた.
身長は16才で178センチ伸びやかで細身のしなやかな肢体に涼しげな目をした少年は男からみてもゾクっとさせる.
「先輩 カッコいいですね!」
「みんな素敵なドレスだね!」
これから行こうとしているディスコ ブギマジックスペイスはオーガニックエンタープライジズが経営しているディスコで 巨大なマルチスクリーンにマイコン制御のLED照明でライトアップされたステージで プロダンサーが踊っている独自のスタイルのディスコだった.
ブギマジックスペイスのダンサーはヨシカタがオーガニック音楽産業のダンスレッスンのために招いた女性のプロダンサーで振付師のトシマ スグレが指導している.
ヨシカタは自身のアイデアをスグレに説明しては踊ってもらいルーティンをつくってダンスレッスン用のテキストを作り上げた.
スグレとはその時の縁でヨシカタはオーガニック音楽産業のダンススタジオのレッスンや所属歌手のコンサートのダンスの振付け バックダンサーの選考 ステージのダンスパートの演出などをスグレに頼むようになったが スグレが収入的に恵まれていないのでヨシカタは「ショウビズは花がなくては」とスグレが好きなダンスの研鑽にうちこめるようディスコ ブギマジックスペイスをつくり 年収一千万yenでブギマジックスペイスのマネージャーをたのんだのであった.
半透明のステージのLEDがマイコン制御で星型になって広がったり回転したりしている.
ダンサブルなR&Bにのってブギマジックスペイスのダンサーがタイトに磨かれたプロな振りをみせている.
ヘッドセットマイクでダンサーのひとりが
「そこのムラサキのタックスの少年 ステージにあがって わたしが指名したら断れないお約束よ」
ヨシタカがわたしがとゆうような顔しているとカオリが
「先輩 がんばって」といった.
「それから彼のとなりの白のミニのドレスの娘 あなたもあがって」
カオリが
「え!わたし」
「そうよ キューティパイ」
「Waoh!」ヒカリとサヤカにマドカが声をあわせる.
ヨシタカとカオリが階段状に段になっているステージにあがる.
「少年もキューティパイもマジックスペイスのステップをしっかり覚えてね 曲は今一押しのR&Bハナエ マイの新曲『stepping on the purple breezing 』ワン トゥ スリー ゴウ」
ダンサーのお姉さんがふたりのダンスの振りを見て
「なかなかやるはね はい よこにトゥーステップ クォーターターン シェイク シェイク バックステップ フルターン」
「先輩! かっこいい!」
カオリがフルターンから自由に展開してダブルターンをきめると場内の客たちは「Waah!」とやんやの喝采が起こる.
「キューティパイ あなた ダンスのトレーニングうけてるわね そうゆうことならダンスバトルね」
「Waah!」とふたたび歓声があがる.
「Why」とカオリ興にのって
「先輩 間にジッタバッグを入れたいんですけど 協力してください」
「今 すぐに」
「だいじょうぶです わたしがリードしますから」
ふたりは向かい合って自由な振りで踊ってから組んでジッタバッグを踊っては離れて ふたたび自由に踊るのをくりかえす.
観衆はやんやの喝采で場内は最高潮
「彼を使うとは 手練れの猛者に お姉さん脱帽ね 」
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