まだ、、俺は
まる
あーあ、
俺はあと、少ししか生きられない。
かと言って落ち込んでるわけでもない。
じゃあ、死ぬのが怖くないのか?って?
怖くない、だってもう満足してるし。
まぁ、こうなったのも日頃の行いのせいかな、昔からいたずらする事が大好きで、よく怒られたっけなぁ…そういや、つい最近のテストの点数も悪かったな。
俺の自慢出来るところはなんだろう、あ、運動はできた方。県で1番になったこともあったな。
走ることはいたずらとおんなじくらい好きだから。
あーあ、もう出来ないのかぁ。
もうちょっと走ってれば良かったかも。サボってた時期あったし…
こんなだったから今病院に居るんだろうな、もうちょっと真面目に勉強してれば、走ることをサボらなかったら、もっともっと生きられたかなぁ…
いや、そんな事もないか…。
もっともっと美味しいもん食べて、彼女も出来て「幸せだなぁ…」って思いながら毎日過ごしたかったな。
なんだよ、俺全然満足してねぇじゃん…
もっともっともっともっと、色んな所に行きたかった。あのアニメの続き見たかった、走りたかった、好きなもんいっぱい食べたかった……っ。
なんで俺なんだよ…っ。あー、悔しい…っ。
真面目にするから、まだまだいっぱいやりたいことやらせてよ…!
俺はまだ、まだ…
「生きたい…っ」
まだ、、俺は まる @maru_33726
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます