ラーメイドの危ない誘惑

DarkPython<bl>

絶体絶命

第1話　登山

　風の音や靡（なび）く木の音が僕達を圧倒させる。

そんな中、僕は足を踏む度に重なる足音が僕の心を支える。やっとの思いで山頂に到着。今までの疲労を忘れさせてくれる。

　自然豊かな森林と川、さらに遠く離れた先に僕らが住む街並みを目に焼き付けた。

　二人は絶景の景色を堪能し、降りる準備に取りかかると、持っていた双眼鏡の一部が外れ、崖の方に落下しそうになり、咄嗟に拾った際に僕が姿勢を崩し、前傾で倒れ込んだ。いち早く気づいた友人の笠田は僕を助けようと手を掴むも、巻き込まれ、崖へ転落した......

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る