さくら・・頑張って

 さくらは身長も160センチあり、スタイルも良く、店のお客さんにも先輩の大学生にももてる。


 自宅近くの十条駅からすぐのところにあるチェーン店の居酒屋でバイトをしている。


 さくらは母親が嫌いで家からは出たいと思っていたが、5つ下の妹が高校を出るまでは一緒にいて色々とサポートしてあげたいと思っていた。

 

 さくらの部屋は母親と妹と3人で一部屋なのでプライバシーがないのが問題だった。


 通話したい時は母親がいない時か、近くの公園で通話していた。


 さくらがもう寝ようと布団に入ると、店長からLINEが着た。明日、欠員が出て、ヘルプでシフトに入って欲しいというものだった。

 

 6月は中間試験もあり、中旬からはバイトもできないし、丁度いいかと承諾のLINEを送ったが、私の青春ってバイトなのかと少し落ち込んだ。

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