池袋駅東口交番前!
集合場所には、一番に礼が着き、次に虎、芽衣と紗矢は1時ちょうどに2人で現れた。
「2人ともかわいいじゃん!」虎が軽口を叩く。
「なんか、おっさんに言われているみたいだよ」そう言いつつ芽衣もあまり悪い気分ではないようだ。
4人は予定していたカラオケ店に入っていった。受付を済まし、ドリンクを持っていくと、思ったより広いボックスに案内された。
4人は無難に流行の曲を歌っていくが、礼はアニソンを、紗矢はアイドルの曲をちょくちょくはさんでくる。
虎と芽衣は曲のセンスが合っているのか、2人でデンモクを見ては何か言い合っている。
芽衣が歌っている時、虎が紗矢の方に来た。
「今日は眼鏡じゃなくて、カラコンなんだ、似合っていると思うよ」
紗矢は内心めちゃくちゃ嬉しかったが、顔を赤くしてうなずくことしかできなかった。
そんな、周囲のことには目も行かず、182センチの足立 礼はひたすらデンモクをいじって次に自分が歌う曲を探していた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます