第6話 好きな文体3
自分の好きな文体が見つかったら、まずはそれを真似してみることから始めてみるといいと思います。
「……である」なのか「……です」なのか。「私」なのか「あたし」なのか。「ぼく」なのか「おれ」なのか。
様々な表現方法を試しながら、自分の文体がやがてできあがってくれば、しめたものです。その文体があなたの個性となり、あなたの文体を好きな人は必ずPVをつけてくれます。
私がゴーストライターをやった時は、原文をそれぞれ文体を変えて、複数の人間が書いたように見せるのに、本当に苦労しました。
きっと、カクヨムでたくさんのPVをもらっている方は、その文体に共感している読者もたくさんいるのだと思います。うらやましい限りです。
材料をどう料理するかは作家の腕の見せ所です。小説を書く人は、私のように冷蔵庫の残り物で何かつくる主婦ではなく、仕入れから、盛り付けまですべて、自分でやる料理人です。より高い技術が求められるでしょう。でも、それだけに、読者からの反応も大きいのだと思います。
そして、やはり、文章は書けば書くほど上達するものだと思います。書き続けることが、文章力の向上につながります。
このカクヨムでも、たくさんの文章を書かれた方は、自ずと、自分の文体が出来上がって、読者の支持を得ているのではないでしょうか。
私もくじけずに、たくさん書きたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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