回って回って青空に

陽西 空

第1話

 「ったく、これだからリア充って奴は」

この惨状を見て、夕乃はそう吐き捨てた。

 教室に響く一人の女子中学生の鳴き声。彼女の顔はひどく紅潮して、鼻水と涙だらけになっている。泣きすぎたせいか、彼女から嗚咽も聞こえてくる。

「な、なんで。わ、私は」

と彼女が視線を向ける先には一人の男子中学生。後藤がいる。

「うっせーよ!人の気も知らずに!」

後藤は額に青い血管を走らせて、叫ぶ。

「まぁまぁ。お互い今は冷静じゃないから」

 先生は困り顔をしながら、二人の間に割って入る。

 教室にいる面々は皆、この状況のせいで動けずにいる。そして誰もがこの状態から抜け出すためのきっかけを作ってくれる誰かを待っている。

 いつまでもこのままの状態ではいられない。

 当たり前だ。

 授業が全て終わっても一日は続いていく。皆、家に帰ってゲームをしたり、勉強をしたり、もしくはそのまま学校で部活に励んだりやることがあるのだ。当然、先生もこの後もやらなければいけない仕事が残っているだろう。

 痺れを切らした野球部員が尋ねる。

「先生、部活あるんで帰っていいですか?」

「あ、そうだね。じゃあ取り敢えず、礼しようか」

どこかぎこちない「ありがとうございました」という帰りの挨拶を終えたクラスメイトたちは逃げるように教室から流れ出て行く。

 夕乃もその人波に溶け込むようにして部室へと向かう。

 しかし、あの張り詰めた緊張感が走る教室から離れられても、夕乃の気持ちはどんよりとしていた。なぜなら、あの女を泣かせていた後藤とかいう男は彼と同じ部活に所属しているのだ。

 つまり。

「よお、なんか今日は迷惑かけちゃってごめんな」

どうしようもなく二人は再会しまうのだ。あの惨状を見せられて、一つの机を対面に座っている夕乃は後藤になんと声を掛ければいいのかまったく思いつかない。

「おう」

だからこんな間抜けな返事をしてしまったのだろう。

「何何、今日なんか二の三でやらかしちゃったわけー?」

部室という名で呼ばれているだけの実態はほぼ空き教室と変わらない漫画部の部室、の教壇に座っている野谷が問いかける。

「いやぁ。やらかしたというかさ」

 後藤が曖昧に答えながら、後ろ髪を掻く。後藤は困ると後ろ髪を掻くという癖がある。

「何だよ後藤。いやぁってお前めちゃくちゃやらかしてただろ。月子ちゃんとあんな喧嘩して、泣かせて」

 夕乃が事情を知らない野谷のための説明を伴わせて、後藤の曖昧な態度を一刀両断する。

「えっ?後藤、彼女泣かせたの?うわ、最低だわー」

 夕乃と野谷に攻められた後藤は肘をついて机に向かって、ため息を吐く。

 後藤が野谷と視線を合わせる。

「………はぁ」

深いため息が、後藤の口からこぼれ出る。

「ええー。あんなに仲良かったのにー」

野谷は八つ当たりするように人差し指で、座っている教壇の机をグリグリと押し潰そうとする。

「というか、あの後大丈夫だったのかよ」

夕乃が聞く。

「ああ。先生が取り敢えず今日は解散で、また詳しい事情は明日聞くって」

「なるほどね」

 会話が途切れ少しの間、沈黙が教室を包む。

 二人はおそらく傷心であろう後藤に、後藤は二人に気を使ってしまい何も言い出せなくなっていた。

 そんな重苦しい空気を察知したのか。それとも単にこの場所から逃げ出したいのかは分からないが野谷は

「喉渇いたからジュース買ってくるわ。お前らの分もー」

と言って部室から出て行こうとした。三人が通っている中学校は私立の中高一貫校なので自販機がある。

 重苦しい空気の中、後藤は覚悟を決めたように両手で頬を叩くと、

「………あのさ、野谷が買い終わったらでいいんだけどお前らに聞いて欲しい話があるんだ」

などとさらに部屋の重力を増させるような発言をした。

「………ああ、分かったよ。後藤ー」

 野谷が教室から戻ってくる来たのを確認してコーラを受け取ると、後藤はゆっくりと喋り始めた。

「俺さ、実は月子に告ってフラれたんだ」

「えっ?」

夕乃と野谷は顔を見合わせる。どちらもそんなの信じられないという表情をしている。

「嘘だろ。月子がお前をフッただって?」

「おい、復唱して俺の傷口をほじくるなよ」

「ああ、すまん。でもお前らあんなに」

「仲良かったのにー」

 二人ともすごく驚いていた。なぜなら後藤と月子は校内有数の長期カップル(中学生の中では)として有名だったからだ。

 二人は何をするにしても一緒。掃除も部活も勉強も。もはやラブラブ過ぎてみんなが呆れるほどだったのに。漫画部にも度々、月子が足を運んで来たので、そのラブラブっぷりを二人は生で体感していた。

「ってかまず、付き合ってもいなかったんだねー」

「あんなに、ずっと一緒だったのにな」

「まあ、なかなかきっかけが掴めなくてな。長引いちまって。それで昨日告白したら、断られてというか」

「というか?」

「それ以前の問題だった」

「というのは?」

「あいつ。どうやら死にたいみたいなんだ。たぶん恋とかそういうのしてる余裕ない」

「死にたい!?月子ちゃんが?」

「あぁ。俺が月子に告白したのは屋上だったんだけど。あいつ運悪くてさ、俺が告白した後、転んで屋上から落ちそうになったんだ。まあ、ぎりぎり俺が引き戻せたけど。そしたらあいつさ「このままで良かったのに」って」

「まじかよ。月子ちゃんにそんな心の闇が」

「その日はそのまま、返事も貰えずに帰ってさ。で今日さ、あいつにもう一回返事を聞いたら「もうお返事したよ?」って」

 それはつまり、返事をしないことが答えだということなのだろうか。

「それでお前はショックで、あんなに暴れたのか」

「ああ、まじでごめん」

「でもそれって月子ちゃんがイェスかノォのどっちかをはっきり示してないよな」

「イェスだったらびしっと言うじゃないかな。ほら、告白って受ける時は気を使わず真っ直ぐ言うけど、断る時は何かあやふやにしがちじゃんー」

「そうなんだよなぁ。やっぱり、俺はフラれんだよな」

 そのあと、後藤は疲れたからという理由で部活を早退した。

 部室に残された夕乃と野谷は、むさ苦しい面を突き合わせて考える。

「なんかーな。納得いかないなー」

「やっぱり野谷もそう思うか」

「だってあんなにラブラブだったんだよ?いくら告白するのが遅れたとしてもね。断るってことはないと思う」

そもそも告白の日付なんて決められてもいないのにな、と夕乃は付け足す。

「けど女心って複雑らしいからな。ほじくり返して後藤がさらに傷付いたらかわいそうだし」

「えー。俺はそれでも納得いかないよー。もし本当に後藤がフラれたとしても、別の理由があるとも思うし」

「といってもなー。何か思いつくか?後藤がフラれる理由」

「うーん。あいつ、成績は良くて、運動神経も良くて、あいつの描く漫画は面白くて、女子にも人気があって、先生とか、大人からも慕われてるー」

「あいつ、完璧じゃね?」

「たしかにー」

「でも、逆に完璧すぎて月子ちゃんが劣等感を抱いたとか?」

「それだったら一年も付き合えるかなー。というかそんな思考をする奴は最初から後藤と付き合わないと思うなー」

「じゃあ恋のライバルが現れて自分に自信が無くなったとか」

「たとえそんな奴が現れても後藤が選ぶのは絶対、月子ちゃんに決まってるよー。でもその線あるかもねー」

「でも、なんというか」

「現実味がないよねー。転校生が来たわけでもないのにひょこっと恋のライバルが現れるとか」

「ラブコメの読みすぎか」

「ってかさ。こんなに考えるなら調べに行ったほうが早いんじゃないー?」

「ここで考えても妄想の域を出ないしな。で、どこに行くんだ?」

「月子ちゃんのとこー」

「ばっかお前!そんなの無理に決まって」

月子ちゃんは数十分前まで、教室で大泣きしていたのに。

「ごめん。言葉足らずだったよ。正確には月子ちゃんが死のうとした所だよ。何かヒントを見つけられるかもしれないじゃんー」

 不可解な月子の言動の原因のヒントを。

 そうして彼らは屋上に来た。ここの中学校は現代にしては珍しく、屋上がいつでも開放されている。

 これは学校長の意向によるもので、「青春に屋上は必須でしょー!」と設営したらしい。そのせいで昨日、死人が出かけたんだけどなと夕乃は危機感のなさそうな学校長を恨めしく思う。

 屋上には一点二メートルぐらいの緑の柵しか設置されておらず、うっかり下に落ちてしまっても不思議ではない。せめて、もう少しこの柵を高くしようとは、この柵の設置に関わった大人は誰も考えなかったらしい。

「何か。すげぇ危ないな」

「だねー。これはいつか死人が出そうだねー」

「十代の死因一位は自殺だっていうのにな」

まあ、その中でどのくらいの割合飛び降り自殺が占めているかを夕乃が知っているわけではないけど。

 ちなみに屋上は夏は非常に暑く、冬は冷たい風がビュンビュン吹き荒れるのでほとんど利用されていない。

「何しに来たの?夕乃、野谷」

調査という体で屋上に来てみた二人だが、特に収穫もなかったので、柵に手をかけて屋上からの景色を楽しんでいると後ろからかん高い声が飛んで来た。

「おおっ!まじか。月子ちゃんか」

 期せずして二人は、後藤をフッた張本人月子に出会ってしまった。彼女の目元は未だ、赤く腫れている。

「月子ちゃんこそ、何でここに居るのかな」

いつもは、変に伸びている野谷の語尾が切れ味の鋭いナイフを思わせる鋭さを持つ。

 そうだ、昨日、偶然とはいえ自殺未遂を行った月子ちゃんだ。もしも、今日の喧嘩のせいでさらに深く心を病んでしまっていたら。

「私が自殺しに来た、とでも思ってるのかな」

「そうかも知れないかもー」

「はは!バッカみたい。あれしきのことで私は死ぬほどやわじゃないわよ」

「はぁ、それは良かった?よ」

あれしきのこと?と夕乃は月子の微妙な表現に対して疑問を持ったが、それは言葉の綾というものだろうと自分で自分を納得させる。

月子はさっきまであんなに泣いていたのにもかかわらず、意外と元気そうだった。

 目の周りは赤く腫れてしまっているけども。

「それで、アンタたちは後藤に言われてここまで来たってわけ?」

「違う。この場所に来たのは俺たちの独断だ。後藤は関係ない」

「だったら言っとくけど。変に首突っ込まないでくれない?アンタたちは第三者でしょ?しかも、後藤に頼まれて来てるわけじゃないなら、それってつまり、ただの野次馬ってことよね」

月子の言葉はあまりにも正論で、夕乃たちは何も言い返せなかった。

「これは私たちの問題だから。あんたらみたいなのすごく迷惑。結局、好奇心のまま楽しんでるだけでしょ?」

「で、でも僕は納得できないよー」

「っ。イラつく語尾ね。あんたが納得しようがしまいがどっちでもいいんだけど」

「じゃあ、一つだけ聞かせてくれ。月子は後藤が好きなのか?」

「………嫌いだったらあんなに泣かないわよ」

「あと、あともう一つだけ。これで最後だから」

背を向けて屋上から去ろうとする月子を夕乃が大声で止める。

「目的が自殺じゃないとしたら、何でここに月子はいるんだ?」

月子の表情が、眉根を上げてこわばる。核心をつかれた法廷の被告人みたいに。

「別に。ただ女々しく昨日のことを思い出しに来ただけよ。悪い?というかあんたらしつこい。もう帰る」

 月子はそれきり屋上の扉を力任せに開けて、何処かへ行ってしまった。

「やっぱり、まだ心が不安定みたいだな」

「そうだねー。怖かったよー」

「けど、一つだけ。これで分かったことがあるな」

「だねー」

「まず、一つは月子ちゃんは絶対に後藤をフッていないこと」

「根拠はー?」

「さっきの質問で月子ちゃんが答えたことと後藤の発言からも月子ちゃんが明白にフッたことは分からなかったこと」

「うんー。おれもそうだと思うー」

「となると、月子ちゃんは消去法的にイェスと答えたことになるのか?月子ちゃんは既に後藤の告白に対して答えているらしいし」

「そこは微妙なところだよね。確証があるわけじゃないし」

「そこは後々調べることにして。あとは、なぜ月子ちゃんが自殺未遂めいたことを言ったかだな」

 夕乃は下校の道すがら、ひたすらその謎について考えていた。

 なぜ、月子は後藤に間接的に死にたいと伝えたのか。

 なぜかあの時、月子は執拗に俺たちを屋上から排除しようとした。まあ、理由としてはあの正論で十分成り立つのだけれど、たぶんあれは本音ではない。というか月子は夕乃たちを排除しようとしているフリをしていただけだ、と夕乃は考える。

 そうでなければ、質問にあんなに素直に答えてくれるはずもないから。これは第三者の俺たちにしか解決できないものなんだと。暗に夕乃たちは月子ちゃんにこの問題の解決を依頼されたのだと感じる。

 しかし、夕乃はいくら考えても自分の小さくて硬い頭では限界があると感じた。まったく思いつかないのだ。謎を解く鍵を。

 いやまぁ、これで思いつけたら名探偵もいいところだけど。

 考えすぎて、脳みその栄養を失った夕乃はスーパーでスイーツを買うことにした。ブドウ糖、ブドウ糖。と口ずさんで店内を回る。

 ふと、おまんじゅうコーナーにやってくると、安売りの札が貼られた、白くて丸い物を発見する。

 月見団子だ。

 そういえば、昨日は十五夜だったな。

 月見団子というものも悲しい運命だなと夕乃は白い丸たちに同情したくなる。十五夜まではあんなにちやほやされていたのに、その日を過ぎた瞬間、乱雑に半額シールを貼られて、店員からは「この売れ残りども!」と白い目で見られる。まぁ。この団子は元から白いけど。かわいそうだなぁ。と柄にもなくそんな気分になった。  

 たぶんブドウ糖が足りていないのだろう。思考が変な方向に進んでしまっている。

 というか、これを言ってしまったら、行事ごとに用意される恵方巻だかパンプキンだか全てに同情しなくてはならなくなってしまう。

 だけど、目の前にあるものさえ救えもせずに理屈ばかり捏ねていても仕方がない。

 夕乃は大量生産の悲しい宿命に抗うため、一袋だけ月見団子を買い物カゴに放り込んだ。

 スーパーを後にした夕乃は歩く途中、空に浮かんだ欠けた月を眺める。十五夜から一日しか経っていないのでほぼ満月みたいに見える。

 スーパーの近くの公園のベンチに座り、月見団子を頬張る。一日遅れの月見でもまぁまぁ風情があると感じた。

 月は綺麗だな、と心の底から思える。

 ん?

 その瞬間。夕乃の頭の中にはアイデアの電撃が走った。気づいてしまったのだ、ことの真相に。

「なんと回りくどい」

 夕乃は思わず苦虫を噛み潰したような顔になる。それはあまりに遠回りで婉曲で意味がないと思ったからだ。むしろ、それのせいでこの事件?らしき何かは始まってしまっているのだから。

 翌日の放課後。

 夕乃は後藤が部室にやってくるのを待っている。野谷はもう時間が遅いので帰ってしまった。せっかく真相が聞けるというのに。

 ガタンと部室の扉を乱雑に開く音がする。今日の後藤は先生にドヤされていた後に部室に来たので、どことなく疲れた雰囲気を醸し出していた。

「お前さ。馬鹿なの?」

「はぁ?なんだよ急に」

「まじでバカップルだよお前ら」

「うっせーな。まずカップルにすら成れなかったんだよ。なんだ今日は俺を馬鹿にするデーか?」

「そんなつもりはないけど。俺さ、昨日お前らのこと色々調べてみたんだ」

「なんだよそれ。気持ち悪い」

「まあ、聞けって。それでさ分かったんだよ。月子ちゃんの気持ちが」

「まじでか!」

「知りたいか?」

「あ、ああ」

「それがどんなに残酷だとしても?」

これは趣味の悪い夕乃の冗談だ。真相は残酷ではない。

「………ああ。どんなに残酷な結末が待っているとしても、俺は月子ちゃんの気持ちが知りたい」

「じゃあまず確認だ。お前、月子ちゃんにどういう言葉で告白した?」

「えっ、何でそれをお前に教えなきゃならないんだよ。やだよ恥ずいもん」

「いいから。これは確認が必要なんだよ」

もし、この予想が外れていたら、昨日月を見て、思いついた夕乃の推理はただの妄想に成り果ててしまう。

「月が綺麗ですね、だよ」

昨日は十五夜。それはそれは、月はとっても綺麗だったはずだ。しかも月子という名前には月が入っている。

「けーっ。お熱いことで」

「うるせぇ!」

後藤の言葉は熱すぎて、夕乃は思わず冷やかしてしまった。

「月が綺麗ですね」という言葉は明治の文豪夏目漱石がアイラブユーを訳した言葉だ。つまり、あなたが好きですという意味の言葉である。

「でさぁ、そのあとの返しを知ってるかどうかが大事なんだけど」

「そりゃ知ってるよ。死んでもいいわ、だろ?」

この言葉は二葉亭四迷が考えたという説がある。

「おお、さすが、成績優秀」

「でさ、月子ちゃんはなんて答えた?」

「前にも言ったろ。何にも答えてくれなかったよ。ただ、屋上から落ちて死にそうになった時に「このままで良かったのに」って。あとから考えてみたんだけどさ、これってつまり現状維持の方がいいってことだったのかな。無理に付き合わずに」

「違う。いや、考えてもみろ。もしお前が月子ちゃんを助けなかったら、月子ちゃんはどうなってた?」

「そりゃ、死んじゃってたと思う」

「月子ちゃんはそれでもいいと言ったんだよな?」

「ああ」

「つまり、「死んでもいいわ」と」

 そうあの時、月子は全身をダイナミックに使って、後藤の告白に対してイェスと答えていたのだ。決して自殺志願者だったわけではなかったのだ。

「俺は、とんだ勘違いを」

「しゃーねよ。こんな表現の仕方さすがに回りくどすじるし。というかなんで言葉で言わないのか意味わからんし」

「こうしちゃいられねぇ。早く月子の元に行かないと。ありがとな夕乃!」

「おう、頑張れよー」

 後日分かったことだが、あの時の月子は緊張のあまり言葉が出てこず、それでもなんとか返事をしないといけないと思い、あんな行動を取ってしまったらしい。

 「ったく、これだからリア充って奴は」

とカッコつけてみる夕乃であった。

 

 

 

 







 

 

 

 


 

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