異世界ものを全否定はしません。歴史もあるし。

 テンプレとして、SFC「トルネコの大冒険」のように、操作者とキャラが、無理に別人だと言えばいい切れはしまいか? 操作者の気持ちがキャラに反映され、キャラが動く。これをイメージできれば、新作にたどり着くのではないかと思いいます。冷静に、罠にかけても、画面のキャラがトラばさみでわたわたするようなもの。または、キャラはすいすい動いてるのに、当の本人はトイレを我慢しているなど、2つの行為を一つにすれば、あら不思議、と思っていただければ、新作の道はあるかも。

旧知の風の向くまま……さんの「レベルFシリーズ」を例にすれば、主人公のレベルが上がっていても、レベルFの気持ちで冒険するなど、まさにこの例かと、思うのです。がっちゃんこなのですよ。

 あとは、魔王と戦ったり、クエストをこなしていくというのは、話の目的付けですから、ご都合主義という非難も、「この話はそういうもの。ストーリーの上に乗っかって、重層クエストの話をしている」ということができます。目的と達成の物語だと。

 批判だけ書くのは、誰でもできます。しかし、そこから光明の光を見出すのは、神たる作者だけというわけです。納得いただけたでしょうか?

 これが、いなうさブランドの解答例であります。

実際、異世界テンプレが面白いから、発刊してるのはわかってますよ。面白いもの。

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