陽だまりの花
山
登場人物
虎松亥兵衛
鉄の国を拠点にしているフリーの傭兵。隠の国で最強と名高い武家一族の末裔。一族を束ねる棟梁として将来を約束されていたが、数年前の事件で一族は没落、とある人物を探して国を飛び出した。卓越した抜刀術の使い手。腰に下げている刀は親の形見。みたらし団子が好き。
ミラーシュカ
砂の国のギルドに所属する旅の道具屋。日常で使う雑貨から希少な魔具まで、取り扱い商品の幅が広いことで知られている。元冒険者であり、現役だった頃は「竜殺し」の異名を持つ双剣の使い手だったが、数年前に負った大怪我により引退。大怪我の名残で右足が動かず、杖をついている。
ベス
砂の国で遺跡発掘をしている考古学者。遺跡から発掘された木乃伊の分析中、木乃伊にかけられていた古代の呪いが偶然発動、それを受けて不老不死の存在となってしまった。石棺に刻まれた「咎人」という言葉の謎と木乃伊の謎、そして呪いを解く為に遺跡発掘に明け暮れる日々を送っている。
ソーリア
宵の国で崇められている預言者。眠っている間に見る夢が国で正夢となって実現する為、大切な人を守る為、自ら見る夢を操作して国に豊作をもたらす夢等を見て国を守っている。夢を見ることに疲れたら使い魔の銀虎の背に乗って星空を駆け、気の向くままに散歩して気分転換をしている。
マルタ
月の国のギルドに所属しているベテランの治癒術師。回復魔法と援護魔法を得意としているが、仲間が窮地に立たされると己の拳を武器に仲間を物理的に援護する拳闘士にもなる。仲間の傷を癒しながら敵に立ち向かうその姿から「
グランディス
旅する武器屋。古い時代に乗り物として運用されていたケータリングカーに多種多様な武器を積み込んで世界中を巡っている。失われつつある古の魔術を用いて強化された珍しい武器を取り扱っており、武人界隈では憧れの武器屋として知られている。が、自分の気に入った客にのみ武器を販売する噂も同様に知られており、武人泣かせの武器屋としても有名。
ユリ
空の国の竜騎士軍に所属する竜の調教師。人慣れしにくいとされる竜を卵から孵し、立派な成竜に育てる事を喜びとしている竜大好き人間。能力が安定しない事で知られるアルビノ種の竜を引き取り、家族同然に愛して共に生活している。自分より大きな竜達を相手にしているせいか、人より力が強い。
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