第2話 はーなーせー

案の定捕まった。

もちろん借金取りに、


「逃げても無駄だからね」


「 は い 」


これはオチ的に、ふーぞくだな。

うんうん、納得、納得。


「女はいくらでも稼げるから」


うんうん、知ってる、知ってる。


私は椅子から立ち上がりフラフラと家を出ようとする。

うんうん、デジャブ、デジャブ。


「おい、いい加減にしろ」


借金取り氏に腕を掴まれた。


そう、この時私はある思想に辿り着いたのである。


これは、、ジャンル的にシュミレーションゲームなのではないか!!ということで

私はシュミレーションゲームが苦手分野だ。

まいっちゃうね☆


「はーなーせーっっっ私は音ゲー派だっっ」


ばこんっ


(悲報)私、遂に借金取り氏を殴ってしまう。


1 名無し

この後どうすれば良き?


じゃなくてっっっっ

やばい、やばい、やばい


「いてて……このガキっ」


あなたはこの後どうする?

1 もう一度殴る

2 ごめんなさいする

3 逃げる


いきなりのシュミレーションゲーム感…

う〜む、困ったなぁ。

しかし、私も人の子。そして借金取りも人の子。素直に謝れば許してくれるはず



あるわけないと思った。


ここはゲームの世界ではない。つまり、選択肢は無限にあるのだ。


「正解は4の、仲間にしてください!!」



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コレテン! 無限反復横跳び @uatdtdtdt

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