平凡のフィロソフィー

カボスん

第0話

突然だが考えてみてほしい。


「自分のことが好きですか?」


と聞かれた時、貴方ならなんて答えるだろう。


選択肢は3つ。


1.はい 2.ふつう 3.いいえ


もしここで貴方が 迷わずに1.はい を選べたのなら、この話は少しつまらなく感じてしまうだろう。

だから別に、読まずとも引き止めはしない。


だがもし、2.ふつう 3.いいえ を選んだのなら、少し面白い話が提供出来そうだ。


自分に自信が持てない貴方へ、自分が嫌いな貴方へ、正反対な彼との出会いが有意義なものになれば私も嬉しい。


それではいつか、また逢う日まで。



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