おじゃるソング

(MA~RO♪ MA~RO♪)


「蹴鞠をするでおじやるよ」(PO~N♪)


太平の世で麻呂は働く 御所は広くて仕事は多い

高貴なヤツらは女御の膝枕でおやすみ中

起きたらきっとみんなを呼んで 何かの講釈を垂れるのだろう


「HEY 垂れるのはウンPだけにしやがれ!」


ヤツらの和歌はもう飽きた

ヘタなお琴はやめちまえ

お褒めの言葉はいらないさ


立身出世はガラじゃない

直衣なんて暑苦しい

宮仕えはヘトヘトさ

だって麻呂は一匹狼(GARURU~)


「さぁ 麻呂についてくるでおじゃるよ」



公家言葉は分からない 着物の着方も分からない

花見も月見もごめんだぜ 麻呂の居場所はありゃしねぇ

十二単の裾を踏んで あの日こっぴどく叱られたのさ


「HEY その着物 何でそんなにヒラヒラしてるんだい?」


尺八なんて吹けねぇよ

演奏会などクソくらえ

ホラならおまかせ

いくらでも吹けるんだけどな(HORAHORA~)


「さぁ 麻呂についてくるでおじゃるよ」



蹴鞠だけは好きなんだ

やっぱり麻呂も公家よのぅ

さあ 皆の衆見ておじゃれ

麻呂の足技見せてくれよう


「さぁ 麻呂についてくるでおじゃるよ」

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