第18話 ウィスキーボンボン

家へと戻ると本当に冷蔵庫の中にはなんでもあった。

何これ4次元冷蔵庫ですか?

まあ、いいや。好きに使っていいと許可はもらったので、

今夜は色々と作っていこうと思う。


腕がなるぜ。作るのは、パエリア,ローストビーフ,サラダ,タイのカルパッチョ,ミニトマトのカプレーゼ うん。なかなか大変そう。


まあ,時間はたっぷりある。


ーーご飯作るシーン(飛ばしてもいいよ)ーーーーーー


とりあえず時間がかかる、ローストビーフを作る。

牛ももブロック肉、塩胡椒、醤油、みりん、赤ワイン、油を用意して、

この時、牛肉は室温に戻しておく


牛肉の表面に塩胡椒を振り

フライパンに油を敷いて中火にかけ表面をその部分の厚さ×1分で上下左右を焼く

残りの二面は1分ずつ焼いていく。

焼き終わったらアルミホイルに二重に包み

一時間くらいおく。


待ってる間にタイのカルパッチョを作る。


刺身を薄切りにしお皿に並べる。

きゅうりをビーラーでスライスし、くるくると丸めて飾り付ける。


紫玉ねぎををスライスしよく水にさらし中心に盛る。

ブロッコリースプラウトを紫玉ねぎの上に乗せ

カラフルトマトを輪切りにして盛り付ける。


食べる前までラップをかけて置いておく。


まだ、ローストビーフができるまで時間があるあるから


次はミニトマトののカプレーゼをつくる。これはすぐできる。


っと、その前にサラダの下準備じゃがいもをレンチン、インゲンを塩茹で、葉野菜は冷水に放つこれでおk


ミニトマトに切り込みを入れてモッツァレラチーズとスイートバジルを挟む。


さらに盛り付け。塩、ブラぺ、オリーブオイルをかける。


これもほぞーん


サラダも先作っちゃおっか。


インゲンを二等分して、ジャガイモは一口大

皿にちぎった葉野菜を盛りインゲン、じゃがいも、オリーブ、卵、

半切りミニトマト、ツナを乗せる。


なんか、トマト多くね?あはは


ドレッシングを作る、オリーブオイル大さじ3、白ワインネガー大さじ1、アンチョビペースト小さじ1、おろしにんにく、塩小さじ½、胡椒少々 


これは食前にかける。


あと少しでローストビーフができるので、ちょっと急ぎ目でパエリアの調理にかかる。せっかくだから温かいうちにどっちも食べたいよね


ん、の前にローストビーフのタレ作り

フライパンで醤油大2 みりん大2 赤ワイン大2で中火でとろりとするまで煮込む。


煮込んでる間に、パエリアを作り始まる。


とりあえず、魚介系は食べやすい大きさ、野菜は微塵切りにする。


今回の魚介は以下の通り

イカ、白身魚、あさり、えび、ムール貝

野菜は玉ねぎ、にんじん、セロリ


フライパンにオリーブ油をひき中火で熱し、イカを焦げ目がつくまで焼く。

焦げ目がついたら微塵切りにした野菜を入れて玉ねぎが透明になるまで炒める。


トマト缶の中身を入れ水分が飛ぶまで煮詰める。


残りの魚介、水、塩、サフランを加え煮たったら魚介を一旦取り出す。


米を加えスープから顔が見えるまで煮詰める。


強火で5分そのあと弱火で12分。


さてローストビーフが出来た頃合いだろう。


ローストビーフをアルミから取り出し。切ってさらに盛り付ける。タレはちいさい皿に入れてローストビーフを盛り付けたお皿の真ん中におく。



ーーー料理タイム終了ーーーーーー


しばらく、休憩。


優たちはリビングでTVを皆がらカードゲームをしている。


休憩がてら、パエリアの作り方を確かめていると、ふと誰かに頭を触られる。

驚いて俺の頭を撫でた人をみる、


「さや?」


頑張って背伸びして俺の頭を撫でてたらしい。


「ん。疲れた?」


「大丈夫だよ。あとちょっとだしね」


「ん。わかった。がんばって」


「おう」


パエリアを数十秒だけ強火にしておこげを作る。

これが美味しい。


大きいお皿に移し魚介を加え、イタリアンパセリを上に飾る。


やっと全部できた。


料理を机へ運んでいく。


「料理できたら準備手伝ってくね?」


フォークやスプーン。小皿や飲み物の用意を頼む。


「「「はーい」」」


「雫さん、赤出しときましたけど、飲みます?」


「もちろん!」



「「「「いただきまーす」」」」


なかなか美味しい。ピラフはちゃんと魚介の味が染み込んでいる。


「明日はどーする?」


「海、いく」


「花音も海がいいー」


「そーだな、明日は海でいんじゃね?」


「そだね」


明日は海に行くことに決定した。


この家にはサーフボードやボディーボード、色々なものがあった。


「「「「ご馳走様!」」」」


片付けは俺以外の人がすることになった。


「ふー花音お腹いっぱいだよー」


「ちょっと周くん。こっちこっち」


雫さんに呼ばれて行く。


「ワインに血、頂戴?」


「いいで「よくない」


「だめ。周の血はあげない」


さやの鉄壁のガードが発動した。


「ちぇ〜。じゃあ花音ちゃーん」


「どーしたんですかー?」


花音がこっちへ歩いてくる。


「あ、でも花音ちゃんって処女じゃないんだっけ?」


「ッ!?」


「そこんとこの話聞きたいなー。ねー周くん」


悪い笑みで俺に振る。


「俺も知りたいなーねー優くん?」


「ん、私も知りたいな」


まさかのさやも知りたがった。


「うるせえ。教えるわけねーだろ」


珍しく顔を赤くする優。


「じゃあ、花音から聞こー」


「い、言うわけないでしょーーー!」


走ってリビングを出て行った。思ってた以上に恥ずかしがってるな。

なんか、気になる。


「あ、花音待てよ」


「んーだめだったなー」


「初々しいねーかわいいねー」


しばらく3人でソファに座りTVを見ていると落ち着いた様子で2人は二階から降りてきた。


テレビを見ていると雫さんがチョコレートを持ってくる。


「はーいこれ美味しいから食べてみて」


「おーおいしそー!」


花音とさやはパクッとチョコを食べる。


「んーなんか不思議な感じだけどおいしー」


「ん。美味しい」


ハマったのかパクパク食べる。よく食べる。そんなに美味しいのか

俺と優もチョコを口に放り込む。


「ウイスキーボンボンじゃん。これ」


「そーだな。結構強くね?」


「なぁ、さや「んーしゅぅー」


俺の上に跨ってくる。


「ちょ、優」


優の方へ視線を向けると思いっきり花音に口を吸われてた。oh…激しい。

それがベロチューってやつですか。


「むー花音の方見ない。…あれやりたいの?」


「いや、違う違う」


「むーじゃあ、」


ガプッ


「ちょ、強い」


さやの頭を抑えるも離そうとしない。


「あれー?なんかすごいことになってるね」


雫さんがワイン片手に帰ってきた。


俺はさやに血を吸われ。優は首元に大量もキスマークをつけられ口を吸われ、

ある意味俺より酷いかもしれない。優くんここでヤらないでね?


あ、やっべ意識が。。。

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