第3話 お風呂全裸で駆け回る
長女と4才半差で長男が生まれた。長女は幼稚園の年中さん。
お風呂の時間、私は1人で子供2人をお風呂に入れる。
まず、全裸になり、同じく全裸の長男を抱えて、風呂場に入り、長男の髪や身体を洗う。長女も同じく全裸になって、一緒に入って、横で遊んでいる。長男を洗い終わると、全裸のまま抱いて風呂場を出てリビングへ走る。
リビングでは服を着せ、あらかじめ用意しておいた、ネット状のボックスのようなものに長男を入れ、そのまま、風呂に戻る。この時、長男がボックスの中で泣き叫ぶこともあるが、安全は確保されているので気にしない。
風呂場に戻ると、娘が両手を広げて、十字架みたいになって「洗って」という。本当はもう自分で洗えるのだが、弟ができて、赤ちゃん返りして、もっぱら、最近は自分で洗わない。私は手早く娘の身体を洗い、湯船に入れて、それから、自分の身体や髪を洗う。湯船につかるときはもうぐったりだ。
お風呂の時間は本当に全裸でかけまわるのである。もちろん、カーテンを閉めてやっているけれども、もし、はたから見たら、ものすごい光景だろうなと思う。
あの頃はよくやったよなあとつくづく思う。
今は独り暮らしで時々カーテン閉めて全裸で風呂場から忘れ物をとりに行ったりする。
独り暮らしあるある、だろうか。
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