第10話 秋の運動会

 秋の運動会がやってきた。僕のでる種目はドッチボール。クラス対抗リレー。だった。


 ドッチボールでは自分は強かった。守るものがあるからかなあ。そして、クラス対抗リレーで、僕はアンカーだった。最後、テープを切ることができた。


 自分の活躍ぶりがこの後、災難を起こす。


 その後。僕は、他のクラスメイトの女の子に廊下の端っこに呼ばれた。


山下友美:「純君。カッコよかったよ。」


大平純:「そういわれると嬉しいけど…なんか用?」


山下友美:「純君。私、好きなの。」


大平純:「え?なんで?」


山下友美:「運動会カッコよかったから。」


大平純:「でも、僕は・・・。」


山下友美:「じゃあ、そういうことで。じゃあね。」


 と、一方的に告白されてしまった。











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