第3話 従妹「上条瞳」
僕には従妹がいた。その子は自分同じ年で同じ学校に通っている。名前は上条瞳。
瞳ちゃんは、僕の相談相手、その子は強い子で僕へのいじめから守ってくれていた子なんだ。
上条瞳:「へえー。純君。告白されたんだ。私も負けられないな。」
大平純:「誰か好きといるの?」
上条瞳:「へへ。誰でしょう。」
大平純「誰?」
上条瞳:「内緒。」
ということは誰かいそうな雰囲気だ。自分じゃないよな。ただの従妹だし。
羽生真里亜:「純くーん。遊ぼ。・・・。って、隣の人誰?」
僕は一瞬真里亜ちゃんの殺気を感じた。
上条瞳:「私は上条瞳。純の従妹。」
羽生真里亜:「なーんだ。従妹か。そうだよね。」
大平純:「2人とも一緒に遊ぶ?」
上条瞳:「何するの?」
羽生真里亜:「しりとり。」
そう、僕の小学校ではしりとりが流行っていた。東大生がしりとりをやっていたという噂があったからだ。真里亜ちゃんと瞳ちゃんはこの日から親友になったらしい。
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