ダメージ
…逃げた。
ただ必死に逃げた。
何が起きたの?ここはどこ?なぜ…
なぜ私は追われているの…?
たまたま、町のような場所を見つけた。
たまたま、隠れることが出来そうな物陰を見つけた。
そこに収まる。
体を小さくして丸くなる。
捕まらないように必死に走って、走ったから…
呼吸が荒い、動悸がひどい、胸が痛い…いた、い?
違和感を感じた所に手を当てて、目線をやる。
「何これ…」
いつの間にか、喉のあたりから胸の下辺りまで大きな紫色の痣…?
が出来ていた。
「痛い、痛い。こんなのいつ…なんとかしなきゃ…はや、早く…苦…し」
もう、上 く喋 事が てきない。
だ れか たす。 け
「…ここにいたか。酷いな。」
「見ていられません、ジンさん。…早くしてあげましょう。」
「…あぁ。」
『再生終了』
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