第9話(暫定箇条書き)

###第9話


・1

1:その後も大型アンノウン目撃情報が続き、それを撃破してポイントを稼ごうというプレイヤー等も出るが、そのほとんどは返り討ちに。

2:この状況を見て、アオイドスはエウロペが撃破したものはデータが細工されていたのでは……と疑う。

3:案の定というか、まとめサイトでは特定事務所が広告会社などと組んで宣伝している説が拡散する。情報の出どころは不明。

4:しばらくして、その情報が実は事実ではなくフィクションであることに加え、別の小説作品のエピソードをあたかも現実にあるかのように脚色したものと判明。



・2

1:一連の情報を拡散したまとめサイトは案の定炎上し、これらの情報の出どころが不明なのもあって、一部のバズり目的アカウントの晒し合戦が起きる。

2:中には、こうした一連のやり取りを二次創作にして発表するような人物もいたが、公開した場所が一次創作オンリーのサイトという事もあってすぐに削除された。

3:それでもフレイは、今回の件に何か大きな存在がいるのではないか……と考える。アスナも似たような反応だが、反応だけであって自分から意見は言わない。

4:こうした一連の流れを見て、歴史は繰り返すと考える人物が草加市に姿を見せることになった。阿賀野である。



・3

1:大型アンノウン対策に動くのは、プレイヤーだけではない。様々な分野でアイドルドライバーとのタイアップを考える企業が出始めた。

2:企業ロゴのつけられた武器も増えていき、これを逆に宣伝チャンスと考える会社もある中、あまり効果がなさそうと参戦前に別の超有名アイドルとタイアップする企業も存在している。

3:それをきっかけに、アスナはある人物が使用している武器に違和感を持った。それは、アーカーシャの武器である。彼女の使う武器にはスポンサーがないのである。

4:このスポンサーなしの武器に対し、抗議をした団体もあった。AZISのバーチャルアイドルである。彼らはアーカーシャの武器をチートと疑っていた。

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