末離編 第3話 負の救済
「ねぇ、あなたは本当にこれでいいと思ってるの?」
私は目の前の女の子に問いかけた。女の子は少し俯いた後首を横に振った。
「そっか。安心して、私はあなたを食べたりしないから。私が食べるのは悪い人だけだからね。」
女の子が少し笑ったのを確認した後、私は言った。
「願い事は何?私は半分だけ悪魔だけど私に出来ることならやってあげる。」
すると彼らは言った。ある宗教から追われている、と。
私はそれを救済することを決意した。あくまでもみんなが私を信じていてくれるから。
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