末離編 第2話 悪魔崇拝の救い手

「うーん、ここはどこだろ?」

朦朧とする意識の中、悪魔は目覚めた。

「悪魔様がお目覚めになられたぞ!」

えっ、と思いながら周りを見渡すと洞窟のような場所で私は祭壇のような場所に祀られていた。

「悪魔様、私の娘を贄に願いを叶えてください!」

私の前には小さな女の子がいた。

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