ハズレ勇者の鬼畜スキル 〜ハズレだからと問答無用で追い出されたが、実は規格外の歴代最強勇者だった?〜
ミリス・ナリシア
第1話 ハズレ勇者
「こんなハズレ勇者など、即刻摘み出せ!!!」
どうも、こんにちは-------------
わたくし、
某大学に通う大学生。
趣味はガ◯プラとか、ロボット系のプラモを作って眺めるのが好きです。
突然ですが、大学の帰り道------------
漫画や小説とかで見る【異世界召喚】とやらで、【勇者】として呼び出されたみたいです。
嘘とかじゃないです!!
全て真実です!!
その証拠に、【魔王を倒して欲しい】だとか、お約束な感じの事言ってくるし…………。
でも、何故か、俺はいきなり騎士達に両脇を掴まれて、王宮から追い出されました。
ステータスを開いただけなのに、この仕打ちはないでしょ…………?
後で知った話ですが、どうやら俺はこの世界で最下級も最下級の生産職系のスキルだったらしく。
ろくに戦闘も行えないという事で、厄介払いされたらしい。
しかも、とっとと死んでくれと言わんばかりに騎士達は、魔物が多く生息している危険な森に俺を捨て-----------------今現在、俺は狼のような魔物達に囲まれてしまった。
グルルルルルルっ…………。
絶対絶命-------------
まさに、そんな状況だな…………。
というか、本当に【このスキル】って使えないのかなぁ~…………?
普通にこれ…………最強じゃね?
そう思って、試しにスキルを発動させてみた。
「………………………………」
うん。
見なかった事にしよう。
とりあえず、これからどうするかねぇ…………。
俺はこれからの事を考えながら、無数のクレーターが広がる大地を背に歩み始めたのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます