中年童貞 異世界にて
@gorimax
第1話 中年童貞 異世界に迷い込む。
日付が変わったばかりの真夜中、安いアパートの暗い部屋で男が1人、パソコンのモニターを真剣に見つめている。
「今日はこれにするかな」
男はそう呟くと、おもむろにマウスを動かし、お目当てのものをクリックした。すると大きな喘ぎ声が部屋中に響いた。
「やばい!イヤホンするの忘れてた!」
急いでイヤホンを装着し、パンツを脱ぐ。
こうして、少しのトラブルはありつつも、彼の自家発電の準備は整ったのだった。
「さて…、始めるとしようか。」
深夜特有のテンションで独り言を呟いた直後、彼の体は眩い光に包まれた。
光が治まると、そこには自然豊かな森が広がっていた。
「へ?」
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