第39夜 全12話あるいは全24話のアニメが好きです。

 こんばんは。

 枕崎まくらざき純之助です。


 本日のタイトルを見て「じゃあ全13話のアニメは嫌いなのかよっ!」と思われた方。

 決してそんなことはありません。

 ですが全12話あるいは全24話でその期の放送が終わるアニメに対して、僕は思わず「ナイス! ちょうどいい!」と思ってしまうんです。

 今夜はそんな話をしたいと思います。


 僕は以前から深夜アニメが好きで、今でも週に7本(1日1本)のアニメを見ています。

 そして気に入ったアニメはブルーレイ・ディスクにダビングして後々の観賞用に残しておくんですね。

 その時に全12話あるいは全24話のアニメが、そのちょうど良さを発揮はっきしてくれるんですよ。


 というのも我が家の録画モードですと、1枚のブルーレイ・ディスクに収まるのは30分アニメが8話分なのです。

 そう。

 もうお分かりかと思いますが、たとえば全24話のアニメですと、8話✕3枚=24話でディスク3枚にちょうど収まってくれるんです。

 これが気持ちいい。


 同じように全12話のアニメですと12―8=4話分が残りますが、別の全12話のアニメから残った4話分を組み合わせればちょうど4+4=8話で1枚のディスクに収まるんです。


 気持ちいいっ!

 ああっ!

 ちょうどいいって気持ちいいっ!(←気持ち悪い人)


 こう言う心情、分かって下さるでしょうか。

 逆に何かのアニメが1話分だけダビングしきれずに残ってしまう時の気持ち悪さときたらありません。

 これをどうしろというのか、という感じです。

 それが嫌で9話分をCMカットしたりして、無理やり1枚に詰め込んだこともあります。

 あれは気持ち悪い&作業が面倒くさい。

 やはりちょうどよく収まり、なおかつ手間もかからないというのが一番いいんですよ。


 え?

 そもそもそんなディスクをめ込んでどうするのかって?

 そうなんですよ。

 これまで録画してきたディスクはすでに数百枚に及んでいることと思います。

 そのためテレビ台の下には収まりきらず、100均のプラケースに入れて押し入れにしまってあります。

 そんな場所で静かに眠っているディスクたちを見ていると、ふと我に返る時があるんですよ。


 こんなにめ込んでどうするんだ俺。

 これ全部、観きれないだろ俺。

 無駄むだな金と時間と労力を使ってせっせとゴミを増やしているだけじゃないのか俺。


 確かに。

 どこかで見切りをつけなければいけません。

 断捨離だんしゃりしないと。


 サブスクで観ればいいじゃんと思うでしょ?

 実際、我が家ではアマゾン・プライムビデオでアニメは色々と見られるんです。

 でもあれって、突然有料化されたり視聴できなくなっていたりしませんか?

 諸々もろもろの事情があるんでしょうけれど、「あれ? この前まで見られたのに」という作品が見られなくなってしまう不条理が嫌で、やはりディスクに残したくなってしまうんですよね。


 年々増え続けるディスクに妻もあきれています。

 そんな妻には「万が一、俺が先に死んだら、このディスクを観て暮らしておくれ」と言いました。


「ああ。この作品……あの人と一緒に見たな」


 なんて夫婦の思い出にひたりながらジンワリする妻を思い浮かべる僕ですが、妻は「見ないよ」と一刀両断し、さらに言いました。


「あなたが死んだらディスクは棺桶かんおけに一緒に入れてあげるよ」


 恥ずかしいからやめてくれ!

 そんなディスクまみれのご遺体見たことないでしょ!

 葬儀場そうぎじょう弔問ちょうもん客にクスクス笑われるわ!


 ともあれ、このままではディスクが積み重なり、いずれ我が家はご近所で有名な「ディスク屋敷やしき」になってしまいます。(どんな屋敷やしきだ)

 とはいえ……大事に録画しておいた番組のデータをレコーダー内から消去するのは、まだ怖くて出来そうにありません。(捨てられない男)

 本格的に外付けHDDの購入を検討しなければなりませんが、それについては色々と勉強が必要です。(HDDとSQVに関する知識等)


 子供の頃、祖母の家が物だらけで、どうしてこんなに物があふれてるんだろうと不思議ふしぎに思っていましたが、僕も着々とその道を進みつつあります。(止まれ! 引き返せ!)


 さて、ちょっと話がれてしまいましたが、そろそろ夜も更けてまいりましたので、今夜はこの辺にしたいと思います。

 アニメ制作会社の皆さん。

 お仕事かなり大変でしょうけれど、これからも良いアニメを作り続けて下さいね。(そう思うなら円盤買え)

 あ、話数は全12話か24話でお願いします。(恥を知れ!)


 それでは皆さん。

 おやすみなさい。

 今宵こよいも良い夢を。

 またいつかの夜にお会いしましょう。

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