内容まとめ 【仮面世界】 仮面がばら撒かれた世界に派遣された者の活動記録（1章）

内容まとめ_1章1節3項（3枚目）に相当

　本文は以下の構成になっており、それぞれの内容について、内容をまとめています。

　また、ここで言及しました作品固有の用語・陣営・登場人物などは解説集として、別枠で投稿しています。

　詳しい内容はそちらでご確認のほど、よろしくお願いいたします。

　ただし解説集は各章の最新および全体の最新に合わせた内容で更新しています。

　ここで語る以上のネタバレを理解した上でご確認のほど、よろしくお願いいたします。それを望まない方は解説集の閲覧を御遠慮（ごえんりょ）してくださいますよう、よろしくお願いいたします。

【構成】

・本編-文庫本換算ページ数

・本編-大まかな内容

・世界再興物語とは

・現代に於（お）ける世界再興物語の扱われ方

・体験を経て手にした仮面の特徴

・仮面の適合者（バイパー）になる際に耳にする肉声

・現代に於（お）ける仮面の扱われ方

【本編-文庫本換算ページ数】

　4ページ。

【本編-大まかな内容】

　世界再興物語と作品で言及する仮面の現代に於（お）ける扱われ方を中心に話を展開しています。

【世界再興物語とは】

　1章1節2項で語られた内容、星の滅亡から栄華までが綴（つづ）られた内容は世界再興物語と称されている。

　文献・絵画・壁画・石碑・石板・言い伝えなど、数多くの伝達手段で継承されている。地域によって内容は異なるものの、大方、同じ内容である。

　その目録が世界各地に点在している。

【現代に於（お）ける世界再興物語の扱われ方】

　全ては信じられていない。鵜呑（うの）みにしている者はほとんどおらず、存在したとしてもそれは少数派である。大方、脚色が重ねられた虚構だと思われている。

　ただし一部は信じられている。

　世界にばら撒いたとされる仮面に関連する事柄は信じられている。

【体験を経て手にした仮面の特徴】

　世界にばら撒かれた真偽は不明であるものの、世界再興物語で登場する仮面は実在している。

　仮面に性質が宿っていること。被れば誰とも分からぬ肉声を耳にすること。仮面に選ばれし存在であれば、体が変貌（へんぼう）すること。仮面に宿っている性質を扱えること。

　全て事実だった。英雄視されている仮面の適合者（バイパー）になることで理解できた。

　さらに検証を積み重ねていくことで判明した事実もあった。

　例えば、仮面の適合者（バイパー）になる条件は世界で活動するための肉体とエネルギーが揃っていること。もちろん、仮面との親和性が備わっていることは前提である。

　例えば、仮面の適合者（バイパー）に変身する際は誰とも分からぬ肉声を耳にする。仮面との親和性が低ければ、拒絶された内容を耳にして、仮面が顔から外れる。逆に仮面との親和性が高ければ、制約とも言える内容を耳にする。その間に頭が仮面で覆われ、仮面に宿る性質を扱える体へと変化する。

【仮面の適合者（バイパー）になる際に耳にする肉声】

　恩恵は役割が終えしときになくなる。

　そのときは然るべき使者を遣わせ、回収させる。

　その恩恵を失いたくなければ、役割を全うしろ。

　さすれば、恩恵は永遠不滅のものとして存続する。

　そのことを肝に銘じて、仮面を使え。

【現代に於（お）ける仮面の扱われ方】

　仮面に纏（まつ）わる全てを理解しているわけではないが、大いに利用している。未知を差し引いても利益が大きい。より物事が早く進められているため、人類は仮面を重宝している。

　個体単位で言っても、仮面を欲している事実は変わらない。突然、仮面の適合者（バイパー）になれなくなり、悲しむ者がいるくらいだから。

　しかし重宝しているからと言って、信奉強いわけではない。

　仮面の適合者（バイパー）になる際に耳にする内容は道徳の一環だと思っている。本気で受け止める者の数は少なく、重要視していない。