第11話レヴィアタン遺跡って何なんですか?

俺は、こっぴどく説教された後、テレポートし王城に戻っていた、

「やけに、静かだな?まああれ程兵士を倒したんだ、簡単に宝物庫には侵入できるだろう」

「確かにそうだが、どこに宝物庫があるかわかっているのか?」

サイエンが不安そうに聞いてきたが、俺は事前に聞いていたことをサイエンに伝える、

「大丈夫、サタンに前もって聞いてたから」

「なら安心ですね」

この話をした後、王城の床を、ぶち抜いて地下に行った(これもサイエンさんの考え)、そこには、あたり一面、壁の部屋があった。だが微かに、魔力を感じる、俺は魔力を感じた場所に魔の塊を放ってみた、そしたら今度は、結界が張り巡らされた、俺は、本当に王族の宝物庫なのか?と思ったが、サタンに[ここは、百年前の宝物庫だから今の技術しか知らない、現代人には分かるはずがない]と言っていた、

「じゃあ、あれが宝物庫か?」

そこには、重厚感がある、金属のデカい扉があった、

「ビンゴだ!でも全然動かん昔の人々は、どんな馬鹿力だったんだ!」

「おい、輝樹、ここ[魔力注ぎ口]と書いてあるのだが?」

え!超恥ずかしい、俺は顔を真っ赤にしながら。サイエンのところに近ずき、規定量の魔力を注ぎ始めた、

「まじかよ、規定量50000とか高すぎだろ!俺の魔力総量全て使ったんだけど!MPポーション持ってきて、よかった~」

「確かに、高いな、普通の人々がこれだけの魔力を持ていると思えない、となると……サタンに聞いてくれ、多分サタンなら知っている」

まじか!そう思っていると、[ギク!]という音が頭の中で響いた、

サタン何か知っているんだろう?

[う、うむ確かに我は知っている、とゆうかこの宝物庫を作ったのは、他でもないこの我だ]

やっぱりかでも神と喧嘩中、そんなことできたのか?

[神の監視を抜けたらすぐ作ったのだ、そこで仮拠点の場所を各々書いて、宝物庫に入れたのだ]

そうだったのか


その話を聞いた後、俺は宝物庫の扉を開けた、そこには、お宝が......


あるわけもなく、ただただ広い空間に二枚の紙が置いてあっただけであった、

「これのなぁにが宝物庫なんだぁーーー」

で俺がツコッミをしたらサタンが[し、仕方ないのじゃ、これから作った物を入れようとしていたら、七つの大罪にされて、ダンジョンから出れんくなったのだ]

あ、ちょっと前にそんなこと言ってたような言ってなかったような、

まあ、どんまい、

「まあいいかさてさて、一枚目はどうかな~......マジか」

駄目だ、これはきつい、

「どうしたんです?」

とクリスは聞いてきたが、サイエンさんは何か察したようで、

「ああ、もしかして違う国なのか?」

「はい、その通りです、更にその国では、進入禁止区域に指定されているとこです」

「あー、確かにきついな」

「何がきついんですか?」

「だって違う国だよ?」

「いやでも、その国ジェント共和国は、入国は厳しくないですよ?」

「何!え、国に入るにはいろいろ面倒な手続きが必要なんじゃないのか?」

「共和国なのでそんなの必要無いですよ。でも今、噂があるんですけど、今ジェント共和国は、中央都市に、魔物が進行しているらしく、入るのはちょっと先になると思います」

「そしたら、俺たちが助けて、恩を売って、進入禁止区域に入る権利をもらおう」

「確かにそれがいいだろうな」

と俺たちが話しているとサタンが、

[今のお前たちじゃ無理だ、いやダンジョンクリアは分からないが、まずマモンのダンジョンに行く前に死ぬだろう]

え⁉なんで?

[いや、、マモンは毒のスペシャリストなのだ、でマモンは引きこもり体質だから、まず他に奴に自分のダンジョンに入ってほしくないのだ、だから奴は自分のダンジョンを中心に強力な毒素振りまいている、その結果奴の周りの半径十キロ内は、毒の地獄といっても過言ではない]

マジかよ~それはきついな、

「じゃあ、こっちは......レヴィアタン遺跡だってよ」

[ちょっと遠回りなのだが、他の七つの大罪嫉妬のレヴィアタンのダンジョンに行こうではないか]

そうだな、そっちの方が、いいだろう

「よし、じゃあ次の目的地はレヴィアタンで」

「「おお!」」

その後、隠密を使い、王城を後にした、輝樹たち、だがそれと同時に勇者たちも起き上がる、だが勇者たちの目は、いつもの感じではなく、危ない感じがするがまだ輝樹が知る由もなかった。

~第十一話終了~

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